【経過報告】今年最後のレコーディングを済ませてバランス調節しています
タイトルの通り、昨日の夜に今年最後のいわゆる「レコーディング納め」を終え、現在音量等の最終調整をしているところです。もしかしてこの作業をマスタリングと呼ぶのだろうか。
いまだによくわからん。
前回の記事はこちら。
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レコーディングに付随する作業をざっくりと
ご紹介します。
ボーカルのレコーディング
何はともあれ歌を録りました。
基本的にはいつもの通りループ録音でテイクを重ねていくレコーディング方法です。
参考:ループ録音
そして録り重ねたテイクからいいものを拾っていくと。時には各テイクのいい部分を切り取ってパズルのように組み合わせたりもしました。なかなかセコいんですよ…世知辛い世の中なんです。
ちなみに、今回のオリジナル曲は非常に歌いやすく短時間でレコーディングが済みました。もちろん妥協満載ですけどね。これが今の実力なんだからしょうがないんだ。諦めようぜ。
ボーカルクリップを補正する
レコーディングしたボーカルクリップはそのままだと音量のばらつきやノイズが合って大変なので、補正しておきました。
・いらない部分を消したり
ボーカルクリップって、わたしの場合どうしても雑音が入っちゃうんです。例えば本来無音のはずの部分にもマイクノイズが入っていたり、なんか口を動かす音が入っていたり…咳払いみたいなものとかね。
いちいちチェックするのが面倒なので、長く無音になるはずの部分はクリップ毎消しちゃいます。
↓
元を絶ってしまえば見落とさないでしょ。これで安心。
・Reafirをかけて改めてオーディオクリップを書き出したり
さらに細かいノイズはReafirで取り除きました。
参考:「ReaFir(ノイズリダクション)」のダウンロード方法と使い方
もうエフェクターの数がいっぱいいっぱいなので、Reafirでノイズリダクションした音源を再度書き出すことに…
LE…。
・ノーマライズとコンプレッサーで音量のばらつきを抑えたり
今回、オートメーションは使わずにノーマライズとコンプレッサーで処理することにしました。
手抜きする気はないんですけど、オートメーションで真剣に音量処理していると肝心の「歌の流れ」みたいなものまで消えちゃう気がして…気のせいかもしれませんが。
フレーズごとに範囲指定しつつ丁寧にノーマライズしていくと、結果的にフレーズ毎の音量のばらつきが無くなっていきます。
見比べてみると音圧も上がっていい感じでしょ。
ノーマライズが仕上がったらさらにコンプレッションして、再度オーディオクリップに書き出しすれば完成。
オートメーションを使うのとどちらがいいのかなぁ。
作業自体はこちらの方が簡単で、フレーズの流れも壊れないような気がするんですが、細かい音量補正のために結局コンプレッサーを1回多くかけていることになるので、その分音質は下がりますよね。
結局オートメーションを組み合わせた方がいいのかもしれません。
まあ今回はこのままいってみようと思います。
同じような作業をハモリとユニゾンパートにも施して今日のDTMは終了!
本当にほとんど完成しており、現在は最終の音量調節とマスターのイコライジング中です。こういうのってどこかで線引きしないとダラダラと続けてしまってなかなか終わらないんですよね。
今日の夜もう一回聴いて、本当に気になった部分をちょっと直して完成にしようと思います。
お楽しみに。
【今年の残り:あと3日】