sonEQとQ3Dを使い比べ【vstイコライザー】
喉の調子、全然良くなりませ~ん!
原因は明白で~す!
それは毎日歌っているからで~す!
その昔ルームメイトに「君はいつでも歌っている。本当に、本当に常に歌っているんだね君は。」と不思議な生物を見るような目でマジマジ言われたことがありますが、まぁ、そういうことなのでしょう。
仕事をしながら(わたしは自宅でパソコンを使った仕事をしています)、料理をしながら、洗濯物を干しながら、子ども達と遊びながら、テレビを見ながら、トイレに入りながら…とにかく気が付くと何か口ずさんでおる!治るわけがないんだよなぁ。
本当は歌を録ってから新しいイコライザーを試そうと思っていたのですが、これではいつになるかわかりません。しょうがないので歌は諦めます。だって早く試してみたいからね!
というわけで、今日は先日新しく導入したVSTプラグイン「sonEQ」と「Q3D」を使って実験体3号のイコライジングを進めていきます。
久々のDTMになっちゃいましたね。
前回の記事はこちら。
→コンプレッサー比較【Kotelnikov/MJUCjr/MAX1】
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sonEQとQ3Dを使用したイコライジング
進捗いっときますか。この感じも久しぶり。
・実験体3号 進捗
あぁ…歌を入れたい…メインメロディに加えてハモリもたくさん入れたい…
あな口惜しや…一ま~い…二ま~い………
sonEQでイコライジング
よく考えると、いや、考えなくても完全に自業自得ですからね。恨み節はもうやめます。
まずは「sonEQ」から使ってみましょうか。
以前の記事にも書いた通り、主な特徴はアナログライクな音質と、DRIVEつまみでのサチュレーションだそう。DRIVEつまみは公式サイトによると「低~中音域にハーモニクスを加える”ベースエキサイター”のようななもの」とのことですが、果たして。
・実験体3号 イコライジング前
・sonEQを使用してイコライジング
【※前提※】
【全てのトラックについて個別にsonEQを挿しました。マスター、バス等でのイコライジングは一切行っていません。つまり現在使用しているエフェクターは、前回挿したコンプレッサーと今回のイコライザーだけ。次項のQ3Dも同様です。】
これ…すごく使いやすいですね。
前情報を裏切らない優しいかかり具合で、その塩梅が調子こいてカットしすぎてしまうわたしの悪い癖を見事に相殺してくれている感があります。
そしてもう一つの特徴であるDRIVEつまみ。
音を整えた後、少し物足りないと感じたトラックにDRIVEを適用しましたが、まさに狙った感じとでも言いますか…わたしが「足りない」と感じた個所にピッタリはまるイメージで効いてくれました。
主観的な書き方ですいません。つまりは、好みだということです。
Q3Dでイコライジング
続いてはQ3D。
…っていうかこれ楽しい~!
気に入ったVSTプラグインに出会えると本当にテンションが上がります。自分の音楽スキルの向上というよりは、それだけミキシングが楽になるんじゃないかという後ろ向きな楽しさ 笑。
話がずれました。Q3Dです。
こちらはFreqが固定されているタイプ。
公式サイトによると一番左「SUB」つまみが10Hzだとのことなので、10Hz・40Hz・160Hz・650Hz・2.5kHzの5バンドということになるでしょうか。
特徴は自然なかかり具合と、パネル右側のAIRつまみだそうです。
VARIつまみで設定した高周波数帯をAIRつまみで持ち上げる(つまりブーストオンリー)、という使い方のようですが、これがとてもいい感じの空気感を付加してくれるんですって。
楽しみですね。
早速使ってみましょう。
・実験体3号 イコライジング前
・Q3Dを使用してイコライジング
いやいやいや…これも良い。
正直Freqが固定されているタイプのイコライザーはほとんど使った経験が無いので少し心配していたのですが、全然平気でした。むしろ選択肢が限られてありがたいぐらい。
そして、こちらも前情報の通りとても自然なかかり具合ですね。わたしの様な下手くそが使ってもそれほど音質の破綻が無く助かります。
肝心のAIRはギターとピアノにうっすらかけてみましたが、どうでしょうか。ささやか過ぎましたでしょうか。ボーカルを入れたらぜひガッツリかけてみたいと思っています。
今日のDTMは以上。
今こうして記事を書きながら改めて音源を聴くにつれ、どうせ比較するならもうちょっと派手にかけておけばよかったなぁ、と少し後悔しています。
今回取り上げた2つのエフェクターについては、また改めて使い方とダウンロード方法をまとめますね。
いいVSTプラグインに出会って非常に満足です。と同時に、SONAR Professionalにアップグレードした際に追加されたBlue Tubesのイコライザー達も、今ならもうちょっとうまく使えるんじゃないかという予感もふつふつと…。
いずれにしても、こうした優れたエフェクターのおかげでミキシングの工程が少しでも楽になれば自分としては見っけものなのです。ありがたや。
というわけでまた次回!喉の調子次第なのでいつになるかわかりませんが、頑張って治します。
それでは。