サイトのタイトルを変更した話
「SONARの使い方」というシンプルかつ多分にSEOへの配慮を施したタイトルを冠して運営してきた当サイト。そして…しつこいようだが
SONARはもう無い(虚)。
詳しいことは以下の記事に書いてあるので良かったらどうぞ。
というわけで、ブログの再開に向けて真っ先に行うべきこととして考えていた「サイト名変更」に着手した。…というか、この時点でもう変更済みなのでもったいぶってもしょうがないね。
新しいサイト名は「ウサギ屋 本店」だ。今後ともよろしくお願いします。
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ずっと変わらない何かをタイトルにしたかった
まぁ大した話ではないのだが、一応名付けの理由でも書いてお茶を濁すことにする。
変更するにあたって念頭に置いたのは「時代や状況によって変わらないものをタイトルに据える」ということだった。もうね、商品名とか絶対ダメよ。妙にSEOなんか意識しちゃったもんだから本質を見落としてしまった。
その商品が無くなってしまえば過去の言葉になってしまうし、SONARの一件のようにモノはあっても名前が変わることもある。流行りすたりや時代によって呼ばれ方が変わったりもする。つまりは時と共に移り変わる代表のような語句をタイトルに採用してしまったんだよなぁ…恥ずかしいぜ。やはりこういうものは自分の言葉でなければダメだ。
というわけで、自分の中で変わらないものって何だろうと考えてみることにした。
何でもかんでも意外と変わってしまうもの
例えば当サイトでは音楽をメインコンテンツとして取り上げている。ならば真っ先に浮かぶのが音楽に関連する言葉たちだろう。
でも…ここで少し心にひっかかる物があった。よく考えると、果たしてこの先もずっと音楽が好きでいられる保証が何処にあるのだろうか。決して哲学的な深い論を展開したいわけではなく、そのうちフッ…と飽きちゃうかもなぁみたいな浅いレベルの話である。
まぁそんなことを言い出せば全ての事柄についておよそ似たようなもんだろうが、つまりはそういうことなんよ。ずっと変わらないものなんて基本ないよねっていう。
「音楽」的な名前を付けた時点で、音楽をやめたくなった時はこのブログをやめるか、もしくは再びタイトルを変えなくてはならない。面倒くさい。ブログは続けていきたい。「料理」にしても「プラモデル」にしても一緒だ。なんなら「町田の趣味部屋」のようにかなり大枠でくくったとしても、ある日突然とち狂って世相を切りまくりたくなったら結局同じことになる。…いや「世相を切る」ことを趣味として捉えればアリなのか…?ええい!ややこしい!
だったらもう全然違う発想で名前を付けた方がいいんじゃなかろうか。
ウサギは恐らくずっと好きだから
今年で小学5年生になる長男がその昔、やっとしゃべれるようになった頃、たどたどしい日本語である日わたしにこんなことを言った。
「おとうさんはね、むかしはくろのうさぎだったんだよ。」
彼が白いうさぎと黒いうさぎの絵本を知るのはこれよりずっと後のことだし、幼子が前世うんぬんのイメージを持ち合わせていたとは思えないので「むかし」が何を意味するのかもよくわからない。だが、この言葉はわたしにとても強い印象を与え、以来よくわからないまま「自分はむかし黒いウサギだったんだろうなぁ」と思って暮らしている。
そしてわたしはそもそもウサギが好きだ。ちなみに今わが家にいる子はもうすぐ11歳になるご老体。頼むから長生きしてほしい。
そうなるとやっぱり「ウサギ」なのかな、と。
もう全然ブログの内容と関係ないけど、先に書いた通りむしろそれでいいんじゃないかと。諸行無常の世の中ではあるが、わたしがうさぎを好きでいる確率はかなり高いハズだと思う。
「むかし黒ウサギだったわたしが店主の何でも屋」というイメージでウサギ「屋」として、ついでに「本店」を追加。もちろん支店など何処にも存在しない。始めは「黒ウサギ屋」としたのだがどうにも語呂が気に入らず、わたしの大事なアイデンティティである黒ウサギについては「Lapin noir(フランス語で黒ウサギのこと)」としてロゴに追記した(完成したロゴについてはページヘッダーを参照のこと)。
ちなみに「ウサギ屋」で検索すると、全国で盛んに営業しているガチのウサギ屋様がこれでもかとヒットするため、オリジナリティとしては激低だと言っていいだろう。だが、わたしとしては非常に内容のある、意味のある名前なのでそれは全く気にしていない。これでいいのだ。
というわけで、ウサギ屋本店として生まれ変わった当サイト。繰り返しになるが今後ともよろしくお願いします。ここまで書いておいて何だが…飽きたらまたすぐに変えてしまうかもしれないけどね。
次はサイトデザインのリニューアルに取り掛かる予定だ。そして新しいコンデンサマイクも届いたのでそちらのレビュー記事も書きたい。やりたいことが貯まってきているが、暇を見つけて少しづつ進めていこうと思う。
それでは。