オリジナル曲「ここにいる」ミキシング完成
オリジナル曲「ここにいる」のミキシングが完成しました!
まずは聴いてみて下さいな。
・「ここにいる」(作詞/作曲/編曲/歌 町田キリコ)
それでは今日のDTM作業をご紹介します。
今回はサクサク行きますよ。
前回の記事はこちら。
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ボーカル+ピアノトラック以外のトラックのミキシング
今日は、前回作ったボーカル+ピアノのトラックを軸に、他のトラック(ベースとドラム)のミキシングを行いました。
そのボーカル+ピアノ音源はこちら。
・ここにいる ボーカル+ピアノ
ベースとドラムトラックのミキシング
前回までにオートメーションとコンプレッサーで音量の調節は済んでいたので、今日は主にイコライジングとリバーブをかけました。
今回、特にこだわったのは低音です。
これはバスドラのイコライザー設定。
2番のバンドをピョコッとブーストしてあります。この辺りに何ていうかなぁ…バスドラの胴が鳴っているような音があるんですよね。ちょっと聞いてみて下さい。
・バスドラ(イコライジング前)
・バスドラ(イコライジング後)
ね。なんか太鼓が鳴っているような音がするでしょ。胴鳴りっていうのかな。
なんでこんなことを気にしだしたかっていうと、今さらながら低音の大事さに気が付いたんです。
今回はボーカル+ピアノトラックに後からバスドラとベースを加えていったわけですが、加えた瞬間もうガラッと雰囲気が変わるわけですよ。もちろんイコライザのカット具合や、単純に音量でもかなり変わる。これはかなり気にした方がいいんだろうなと思って。この辺をブーストすると音量を小さくしても存在感のあるバスドラになりました。
ベースも同じようなイコライジングをしてあります。
・ここにいる(ベースとバスドラを加えたもの)
低音って文字通り楽曲を下支えしているんですね~。料理でいうと出汁。今まであまり意識しませんでしたが聴かせたい主旋律とのバランスがとても大事なんだと思いました。
後はこの状態を軸にハイハット、シンバル、スネア、タムを加えた感じです。
ハイハットは高音がシャカシャカうるさかったのでローバスフィルターで高音域を亡き者にしました。闇より出でし者よ…闇へ帰れ!ブラックルシファーフォーメーションメソッド!!!
低音以外でいつもと違うのはこんなもんかな。
ボーカルにディエッサーをかけた
突然ですが新しいフリープラグインエフェクトをインストールしました。
SPIT FISHっていうディエッサーです。
ディエッサーっていうのは「歯擦音(サ行を発音する時の息もれ音)」を軽減してくれるエフェクター。まぁコンプレッサーの亜種みたいなもので歯擦音の発生する周波数帯にチューンを併せると、その他のツマミ設定に従って歯擦音を圧縮してくれると。そんな感じらしいです。
ダウンロード&インストール方法や使い方については改めてまとめますね。
効果のほどはこんな感じです。
・ディエッサー前
・ディエッサー後
「明かりが灯りだす」の「す」の歯擦音がちょっと弱くなっているのがわかりますでしょうか。う~ん…微々たるもんですね。気持ちって感じでしょうか。むしろ「す」が気持ち小さくなったことで歌詞が聞き取りずらいっていう 笑。
今回「も」歌詞が聞き取りずらい箇所がいくつかありますよね…。何しろ作詞した本人が聞き取りずらいんだから。すいません。次回はもっと伝わるように歌います。
オリジナル曲「ここにいる」ミキシング完成
そんなこんなで「ここにいる」が完成したのであった。
もう一度音源をどうぞ。元のバージョンと聞き比べてみて下さい。
・「ここにいる」(作詞/作曲/編曲/歌 町田キリコ)
・SONARを使って作曲した始めてのオリジナル曲
どうでしょうか。
好みの問題もあると思いますが、わたし的にはずいぶん自分のイメージする曲に近づいているのがわかってとても嬉しいです!やっぱり低音大事ですね~。サビの印象が全然違う。これからはもっと低音を意識してミキシングしてみよう。
さて。
次回はどうしようかな。とりあえずもう一曲ぐらいミキシングの練習しておきたいんですが。新曲の作曲は後の楽しみにとっておいてもう一回リミックスしようかな。でも作ってみたい曲のイメージもたまってるんだよな。
迷ってます。