唐辛子(こしょう)の醤油漬け
もう夏はすぐそこです。
一応まだ梅雨だというのに、背中がチリチリ焼け付くような日差しを浴びながら通勤する毎日…。暑いの本当に苦手なんだよな。なんでしたっけ?ラニーニャ現象?仕組みは全然知りませんがとにかくもっと暑くなるんでしょ?
ヘコむわぁ~…とてもヘコむわぁ~。夏なんて無くなってくれないかな。
本当に夏が嫌いなわたしなんですが、楽しみなことも少しだけあります。
まず雰囲気。夏特有の浮ついた雰囲気。理由もなくアクティブで前向きな気持ちになりますよね。わたしの場合は特に夜かなぁ。絶望的な暑さの昼間をやり過ごして少し涼しい風が吹く夏の夜。冷たいビールをクッと飲みながら夜風を楽しむわけですよ。そしてこの後誰と何して遊ぼうかアレコレ考える。このワクワク感がいいですね。
それとコショウ(唐辛子)。
これは長野弁なのかな?他の地域でも唐辛子の事をコショウと呼ぶのでしょうか。まぁいいか。夏と言えばやっぱり唐辛子でしょ。近所のスーパーに今年も大小様々な唐辛子が出て来ましたよ。辛いもの大好きなんですよね~。
というわけで、今日は今シーズン初めて唐辛子の醤油漬けを作りました。
前回の記事はこちら。
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唐辛子の醤油漬けを作る
それでは早速作っていきましょう。
今回使用するのはちょっと大き目で中辛の唐辛子。
「中辛」のラベルが貼られて売られている唐辛子です。稀に大辛のときもあるし、逆に普通のピーマンかってぐらい辛くない場合もありますが誰も責任を取ってくれる人はいません。そういうもんです。
わたしとしては小さくて鬼のように辛いガチの唐辛子で作るのが本当は好きなんです。一口食べるとあまりの辛さに胃が痙攣してしゃっくりがでるぐらいのやつ。
が、それだと友人はおろか家族にすら振る舞うことが出来ず、せっかくおいしく出来たものを一人で悲しく食すことになるため、最近は専らこの「中辛」唐辛子で作っています。
やっぱり美味しいものはみんなで食べたいよね。
唐辛子を切る
まず唐辛子を食べやすい大きさに切ります。
あんまり小さくすると食べごたえが無いので、わたしは半分に切った後1.5cm幅ぐらいの短冊切りにしてます。ポイントは種のとこ(胎座っていうらしいよ)を捨てないで取っておくこと。
ご存知の通り唐辛子の中で一番辛いパーツです。
この部分を入れる量を調節することで仕上がりの辛さを調節するわけ。唐辛子って辛さに個体差もあるからね。様子を見ながら辛さの調節ができるのでぜひ取っておきましょう。
唐辛子を炒める
生で作る方もいますがわたしは炒めてから漬けます。そのほうが断然好きです。なんていうかコクがでるんですよね~って油で炒めてるんだから当たり前か。
今回は普通のサラダ油で炒めましたが、ごま油でも香ばしくて美味しいですよ。
しばらく炒めていると辛~い煙があたりにたちこめてきます。わたしは大体この煙の辛さで胎座を入れる量を決めてます。今回はあんまり煙が辛くない…ので小辛に当たった可能性大。胎座全入れでいこう。
このままもうしばらく炒めていると唐辛子に焼き色がついていい感じに。
美味しそうですね。このまま醤油をたらりとかけただけでも十分美味しいはず…ゴクリ。
…
でも今回は漬けるんだ。そして待って待って食べるんだ。よく考えるとこの食べ方って結構Mだな。
唐辛子の醤油漬け 完成
後は先ほどの唐辛子と醤油を煮沸した瓶に入れるだけ。
瓶に大分余裕がありますね。もっとたくさん唐辛子買ってくればよかった。まぁこれからスーパーにどんどん出てくるのでまた作ればいいでしょう。
これで唐辛子の醤油漬けは完成!超簡単ですね。
漬け加減はお好みで。
炒めてあるのですぐにでも食べられますが、最低でも数時間置いておいた方が味が染みて美味しいと思います。もちろん長く漬ければ漬けただけ味と食感の変化も楽しめますよ。というわけで今日はまだ漬け中なので実食はもう少し我慢!Mだなぁ。
ごはんのおともにも、ビールのおつまみにも、さらに調味料として料理の味変にも使えて非常に便利です。こちらもお好みで、醤油の他にみりんやニンニク等で味を足しても美味しく出来上がります。
是非お試し下さい。
それでは。