消防車とサイレンと私
今日はオリジナル曲「フェイバリット」の仮歌レコーディングをしようと思っていたんですが、こんな日に限って朝から副鼻腔の調子が激悪。一日中後鼻漏だったので夕方には声がカスカス。
しょうがないので歌日記やります。
前回の記事はこちら。
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2016年9月16日の歌日記
※一日遅れでアップしてます。
それではどうぞ。
・2016年9月16日の歌日記
後鼻漏で喉の調子が悪いっつってんのになぜこんなに高いキーにしたのか。わからない。適当に作ったからわからない。
聞き苦しい歌ですがご容赦下さい。
消防車が自宅方面に走っていくとなんとなく不安になるよね
会社からの帰り道、事務所を出てすぐの交差点で信号待ちをしていたところ、通りの向こうから真っ赤のボディのアイツがサイレンを鳴らしながらやってきました。
消防車です。大小2台。
比較的大きな交差点で信号待ちの車もそれなりにいたんですが、各車譲り合って無事消防車をスルーさせることに成功。大人ってすごいね。
わたしは信号待ちをしながらそれをボーっとみていました。
目の前をけたたましいサイレンが左から右へと通り過ぎていく…。どこかで火事でもあったのかな。嫌だね。
どんどん遠ざかっていくサイレン。
そしてフッとある思いが頭に浮かぶ。
「あれ?あっちって自分ちの方向だけど…まさかね 笑。」
…
まさかね…????
不安材料その1:コンロはちゃんと消したか
そう。
普段自分が通勤に使う経路とは違うんですが、消防車が向かったのは間違いなく自分ち方面。
なんとな~くね…歩きながらボーっと考える始めるわけですよ。
朝出てくる前にコーヒー淹れて、飲んで、火…消したよなぁ?
いつも通りだもんな。普通に消したよなぁ。
他にコンロで何かしたっけ?
う~ん。いつも通りコーヒー飲んだだけだよな。
…
もしも、もしもだよ?
もしも消して無かった場合はどうなるんだ??
うちのコンロってフライパンが温まり過ぎただけで火が勝手に小さくなる親切設計。正直強火で攻めたい時は逆に不便なぐらい。だからきっと消し忘れても自動でなんとかしてくれるんじゃないかと思うんだ。たぶん。
たぶん…。
そして段々早くなっていく足取り。
不安材料その2:鍵はちゃんと閉めたか
例えばガスを止め忘れたとしよう。
で、朝わたしが出てきてから今までガスが漏れ続けたとしよう。あくまで仮定で。
でも火の元がなきゃ引火しないでしょ。ねぇ。
わたしが家を出るのは家族で一番最後。帰るのはわたしが一番最初。だからそれまで無人なの。じゃあ大丈夫じゃんね。万が一消し忘れたとしても!
ただあれなんだよな。鍵、閉めたよな。
誰かが勝手に入って、煙草に火をつけようとしてドカン、とか。
または勝手に入った誰かが一仕事(シーフ系の仕事)を終えた後に、人んちのコンロでコーヒーを淹れようとしてドカン、とか。
いかん、どんどん心配になってきた。
さっきまで「今日はカレーにしよ♪」とか思ってウキウキ気分だったのに。今は完全に違う意味で足取りが早くなってる。っていうかほぼ競歩のノリ。
もうすぐだ。
あの角を曲がればうちが見える。
結論:自信をもって生きていきたい
角を曲がると当然いつも通り、いとしい我が家がそこにありましたとさ。
まぁね、今さらなんだけど、わたしは本当におっちょこちょいなんです。もう「おっちょこちょい」っていうどこか愛らしい響きが当てはまらないぐらいガチのやつ。我ながら病的。ほんと忘れ物とかハンパないから。財布とか携帯電話とかね。鍵とか。なんでもかんでも忘れちゃう。
だからさ、「コンロ止めたか?」とか「鍵閉めたか?」とか不安材料でいえばむしろあるあるじゃないですか。みんな無意識でやってるもんね。
だから当然わたしは覚えていない。完全なるゼロです。
これじゃいかんと思うわけよ。
1つ1つの行動をパーフェクトに意識しながら生きるっていうのはさすがに無理だと思うんだけど、もうちょっとね。惰性の部分を意味のある行為にしていきたい。
いつかは自信をもって「鍵?閉めたよ」と胸を張って言ってみたい。「財布?バッグに入ってるよ。当たり前じゃん!」とドヤ顔でかましてみたい。
そんなことを思った夕暮れ時でした。
おわり。
・2016年9月16日の歌日記【再掲】