休みなのでじっくりミキシングをした結果どつぼにハマった
まずい。
すっかりハマってしまった…あぁ~疲れた!
今日はお休みだったということもありじっくりとミキシングに臨んだ結果、迂闊にも根を詰め過ぎてしまったようです。
いつもの通り完全に客観性が失われ、気が付けば魔界入りしていました。久々の魔界村への入村です。裸で武器が松明の状態です。コンティニューをミスって6面から1面まで戻されてしまった時の絶望感です。
前回の記事はこちら。
→Addictive Drums 2の音色編集&SOFTUBE TSAR-1Rを使ったリバーブ処理
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音圧稼ぎ→微調整→魔界
前回の予定通りまずは音圧を稼ぐことに。
前段として、使い慣れたLimiter No6とKotelnikovの64bit版をVSTプラグインフォルダに入れておきました。
この2つのエフェクターについては、特性的に代る物が無かったんですよ。SONAR Professionalならではの新しいエフェクターを使おうと思っていたんですけど。しょうがないですね。
参考:「TDR Kotelnikov(コンプレッサー)」のダウンロード方法と使い方
参考:「Limiter No6(リミッター)」のダウンロード方法と使い方
そしていつも通りの使い方で各エフェクターを使用し、問題なく音圧を稼ぐことに成功。
…ここまでは全く問題ありませんでした。
音圧が上がった状態で改めて何度か聴き直してみると、前回に引き続きやはり気になる部分がいくつかありました。おそらくは主にイコライジングの問題のように感じました。
そしてこのイコライジング修正作業に伴う微調整の末、魔界村に入村する羽目になったのです。
とくと見よ!これがイコライジング地獄だ!
と書いてみたはいいものの、地獄っぷりがわかるような手持ちの画像が無いなぁ…とはいえ新しく用意するような気力もなく。
とりあえず手持ちのやつでご紹介しますね。
始めに手を付けたのはギターのイコライジングでした。
よくよく聴いてみると高音域にかなり雑音が入っていたんです。
本当はギターの音作りから考え直すレベルだったのかもしれない。これをイコライジングで何とかしようと考えたことがそもそも間違いだったのでは…と今思いました。
削っても削っても無くならない雑味。それでも一度気になってしまったものをスルーすることも出来ず、イコライザーを重ね掛けしてみたりして。
実はこの作業も着実に一手一手進んでいったわけでは決してありません。エフェクターを挿したり、外したり、設定を変えたり、戻したり、既に何ラップも周回した結果です。ゆえにもうこの時点でほとんど混乱状態。
ちなみに、マスターでも同じ現象が起きています。
TDR Nova、Sonitus Equalizer、Red 2 EQ、いずれもイコライザー。
もちろん計画的に挿したものならそれはそれでOKなんだと思います。が、これは違う。突貫工事を重ねた結果の欠陥住宅さながらなのです。建築要件を満たしていないため、ワンパンで崩壊確実。
なんなのこれ。なんで一度カットした高音域を再びブーストしているのでしょうか。我ながらわからん。この時点では完全に入村していますね。自分で見ていても胸が詰まる思いです…。
いじくり倒したのはイコライジングだけではありません。ベースラインのベロシティ、リバーブのタイム、ボーカルのコンプレッサーなどなど、しっくりこない原因を夢遊病のように漁り歩き、
もうわけがわかりません。
…え~い!音源をどうぞ!
・今日の全体像
うん。よくわからない。いいのか、悪いのか、どこを直すべきなのか、全然判断が付きません。
せっかくここまでミキシングしましたが、これは一回やり直した方がいいかなぁ…。
一度頭を冷やして考えてみます。
それでは。