オリジナル曲のテンポを決める
今日はオリジナル曲「フェイバリット」のテンポを決めていこうと思います。
できればキーも確定させたいんだけど、ただいま夜で(実際の作業は前日の夜にしてるんです)、ある程度の声量で口ずさめる状態にないので無理かな…?いちいち防音室に入るのめんどくさいし。ちょっと様子を見ながらって感じですね。
それでは今日のDTM、スタートです。
前回の記事はこちら。
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SONARで編集しやすいようにピアノを弾き直す
前回の進捗音源はこれ。
・オリジナル曲「フェイバリット」ピアノ
聴いての通りこれSONARのテンポ設定を全く無視して弾いてます。フリーハンドっていうか。このままだと非常にSONAR上で編集しにくいので、適当にテンポを設定してピアノを弾き直しました。
出来上がったのがこれ。
・オリジナル曲「フェイバリット」BPM73
え~、なんていうか…クォンタイズすると非常に味気ないですね。こういう感じになっちゃうのか。
SONARのクォンタイズにはいろんな機能があるので、本番ではもうちょっとアナログに聴こえるように工夫したほうがいいかもしれませんね。
参考:クォンタイズの使い方
今回はあくまでテンポ決めなのでこのまま行きます。
基本的に4/4拍子で作った曲なんですが、実際にテンポにはめてみるとサビ前の一小節(15小節)に2/4拍子の部分があったので、拍子設定を変更しておく必要がありますね。
SONARでは以下の手順で拍子の設定を変更します。
※今回は15小節のみを2/4拍子に設定。
1.マーカーを変更したい小節にセット(わたしの場合は15小節)し、上部コントロールバー トランスポートモジュールの「拍子記号/調号の挿入」部分をクリック。
2.拍子/調号の設定ウインドウが立ち上がるので「小節あたりの拍数」を任意の数字に変更し右上のOKをクリック。
3.すると、設定した小節以降が全て新しい拍子に変更されるので、戻したい位置でもう一度同じように拍子の設定をする。
4.完成
以上です。
適当にBPM73で弾いたんですがこれ早すぎますね。もうちょっと遅くしてみましょうか。
テンポ決めのコツ:自分の気持ちを再確認する
彼女と暮らし始めて3年になる。
僕らは気まぐれに散歩をしていて、それは秋晴れの午後だった。
彼女は日陰を選んで歩き、僕は代わりに日向を歩いた。路地裏を抜けて公園のわきをしばらく歩き、おじいちゃんの木を左に見ながら自販機でジュースを買う。いつものコースだ。お互い特に話すこともなく、無言だった。
予備校の角を大きく曲がったところで太陽が正面になり、その時彼女が思わず顔をしかめた。光の粒子が彼女のほほで乱反射している。
僕はそれを横目に見て、唐突に思った。
「あぁ、やっぱり僕はこの人のことが好きなんだ。」
思わず立ち止まった僕を彼女は訝し気に見上げる。
「どうしたの?」
「なんでもない…いや、気持ちを再確認してた。」
彼女はより訝しそうに眼を細めて言った。
「あっそ。」
それだけ話すと僕らはまた歩き始めた。
いつもと同じ、秋晴れの午後だった。
はい、違いますね。
わたしの場合、テンポを決める時はその曲に対する自分の気持ちを再確認するようにしています。頭の中で鳴ってるテンポを大事にするっていうか。
SONARなどDTMソフトでは、入力したMIDIノートのテンポを簡単に変えられるので、色々試していると、あれも良い、これも良いになりがちなんですよね。でも、結局頭の中のテンポと差異があると後々非常に歌いにくい。それに合わせて歌うのもテクニックだと思うんですけど、なかなか難しくって…。
カラオケなどで人の曲を歌う場合なら全然平気なんですが、自分の曲って始めのイメージが強いんでしょうね。上手く行かないことが多いです。
なのでテンポを決める場合は、極力、自分が始めにその曲を作り始めた時の気持ちを再確認して、それに合わせるようにしています。
結局今回はBPM65に落ち着きました。
・オリジナル曲「フェイバリット」BPM65
まぁギターなどの生音を録る前ならいつでも変更できるので、気になったらまたその時に変えます。
ついでにメロディとコードもちょっと変えた
サビの入口が少し気に入らなかったのでコードとメロディを変えました。併せてサビ前、つまりBメロ終わりも少し変えました。
・オリジナル曲「フェイバリット」
今日は時間的にもこの辺で作業終了です。ピアノの録り直しに結構時間かかっちゃって。
やっぱりキー決めは前回に持ち越しです。結構音程に幅のある曲なのでキー決めるの難しそうだな…。
それではまた次回。