実験体2号にコンプと軽めのEQをかけて様子見
何年かぶりにギターの弦を切ってしまいました。
ペグの辺りからポッキリと。
なんかねぇ、パチンと弾けた感じではなく、本当にポキッと折れた感じだったんですよ。いかにも古くなりましたよっていう雰囲気。弦自体は比較的最近張り替えたのですが、如何せん大手中古ショップで買った品なんですよね~。安かっただけあって質も悪かったのかな、なんて訝ってみたり。もちろん一番はわたしの弾き方が悪いせいだとは思いますが…そうだよな。人のせいにしてはいかん。
今日から実験体2号のミキシング編です。
もうすぐ本題の「音のかぶり」にたどり着けそう。
前回の記事はこちら。
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今日からミキシングです
いつもの通り進捗音源から。
・進捗音源
前回をもって早くもアレンジ作業は終了しました。
正直に言うともう少し詰めたい部分も残っていますが、目的はあくまで「音のかぶり」。この程度で終了にして先に進むのが賢明だと思っています。
MIDIをオーディオに変換
ミキシングに入る前に、ピアノやドラムなど、プラグインシンセトラックのMIDIデータをオーディオデータに変換します。
この辺りの作業はさすがにいつものことなので細かくは書きませんが、わたしの場合はデフォルトでかかっているリバーブなどは全部オフにしてからオーディオ変換するようにしています。オーディオに変換してしまった後で「やっぱりこのリバーブ嫌」みたいなことになると手間でしょ。
参考:トラックにバウンス
非常にシンプルなトラック構成です。
追加されるとしてもイントロに入れるかもしれないギターリフぐらいでしょうか。物足りなくなってしまわないか心配…。本来なら一つ一つの演奏がもっと上手であればこんな心配をしなくてもいいんですけどね。
この時点での音源も掲載しておきます。
・オーディオ変換直後(ボリュームとパンは何となく調整)
コンプレッサーで音量補正&EQでざっくり音作り
さて、ここからが本番です。
音のかぶりについて本格的に考えるのは次回からとして、今回はその前段としてコンプレッサーでの音量補正と、最低限のイコライジングをしておこうと思います。
しっかり潰したいパートにはRED3を、生の感じを活かしたいパートにはBT Compressor CP2S をRMSでかけました。EQは音のかぶりではなく音質補正がメイン。不要な低音をカットしつつ、気になる雑味を除去していく方向で使用しています。これもいつもと同じですね。
それでは、一通りコンプレッションとイコライジング(音のかぶり以外)を済ませた音源をお聞きください。
・今日の完成音源
あらら。聴き直してみたらえらくシャバシャバしてますね。低音をカットしすぎたのか、はたまた金物系の高音を残し過ぎたか。
いずれにしても、この作業中に気づいたことがあります。
わたしがいつも行っている「不要な低音域をカットする」という作業。これって音のかぶりを除去していることに他ならないのでは…?
例えばギターの場合。
低音の主役であるベースを鳴らしつつ、音質に変化が起こらない程度にギターの低音をハイパスフィルターでカットしていくわけです。何度も聞き直しながら「音質に変化はないけど音がスッキリ聞こえる」当たりを狙って。でも不思議なんですよ。作業が終わった後ギターをソロで聴いてみるととても物足りないんです。低音成分がカットされているので当然と言えば当然なんですが、ベースがギターの低音域をカバーしているという証拠でもありますよね。
…ここからは言葉でうまく書くことが出来ませんが、イメージは頭の中にあるんだ。すごく大きなヒントの様な気がするんだけど…。
次回はまず、今わたしの頭の中にあるイメージを画像でも作ってお伝え出来たらと思っています。
もちろん今日行ったのイコライジングも改めてやり直します。
それでは!