SSL Channel Stripを初使用!【もうミキシング始めちゃいました】
仮歌入れはおろか、まだギターの録り直しすらしていませんが、もうミキシングしたい。したくてしたくてたまらない。
何故なら、先日こんなものを買ってしまったからです。
はっはっは。またやってもうた。
なんかぁぁ2月の終わりぐらいにSSL 4000 Collectionに限定したセールがやっててぇぇぇすげえ安くなってるしぃぃ音楽用のお小遣いも結構たまってるしぃぃ欲しかったプラグインだしぃぃぃ「えいや」とばかりに買っちゃいましたぁぁ…。
ふう。
本当はもう少しお小遣いをためてちょっといいマイクを買おうかなとか思ってたんですが、ダメでしたね。セールなんかをやられた日には。「プラグイン欲しい欲しい病」がマッハで発動しこの有様です。
とにかく早く使ってみたくて。買ったまま使わずに置いておくなんて我慢できん。
だからもう、ミキシング始めちゃうことにした。
前回の記事はこちら。
→SI-Bass Guitarのタイミングがズレているのは何故なのか【生音の演出?】
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SSL channel stripを使いたいがために見切り発車でミキシングを始める町田
不運にも前回まででMIDIクリップのオーディオ変換までは終わってしまっているので、「その気になればいつでもミキシングを始められる状態にある」ということがますます我慢を効かなくさせるのであった。
せっかくならBefore Afterを確認してみたいので、前段としてギター関連で最低限必要なプラグイン(アンプシミュレーターやエフェクターなど)以外のプラグインを一旦すべて外し、何となくパンとボリューム調整だけで形にしてみました。
・ボリュームとパンのみ調整(イントロ手前からソロ終わりまで:歌無し)
準備OK!
さぁ、遊ぶぞぉ~。
SSL Channel Stripとはなんぞ
わたし自身まだちゃんと使っていないわけですが、一応、今回購入した「SSL 4000 Collection」が何なのかを軽くご紹介しておこうと思います。
この世の中のいずこかにある「Solid State Logic」というメーカーがリリースした「4000 Series」というアナログ・ミキシング・コンソール(貸しスタジオにあるようないわゆる「ミキサー」ってやつですね)があったそうな。そしてそのミキサーはさまざまなミュージシャンに愛されたそうな。
そんないいものが家で手軽に使えたらいいのにね。ということで、DTMで使用できるプラグインとしてエミュレートしてみましたよ、というのがWAVEの「SSL 4000 Collection」というバンドルだそうな。
バンドルの中身はチャンネルストリップ(ミキサー卓の1チャンネルをごそっと取り出したようなプラグイン)が2種類と、そのうちさらにEQのみに特化したものが1つと、バスコンプが1つ。
・SSL E-Channel(チャンネルストリップ)
・SSL G-Channel(チャンネルストリップ)
・SSL G-Equalizer(イコライザー)
・SSL G-Master Buss Comp(バスコンプ)
以上、計4種類。
まだ購入したばかりですので、細かい使用方法などはいずれ自分が使い慣れたら別ページにまとめてみようと思います。
今日はそのバンドルの内、特に「SSL E-Channel」を使用してミキシングを進めていく予定。何しろこれが一番欲しかったヤツだから。
だってこれすごく便利そうなんですよ。チャンネルストリップなので、EQ・フィルター、コンプ、ゲート・エキスパンダーなどが1つになっているんです。各セクションのルーティンも変えられるようです。つまり、期待通りの効果があったならば今後は何も考えずこいつをぶっさしておけばひとまずOKということ。
大変お手軽じゃないか。
マジで楽しみです。
SSL E-Channelを全てのトラックに挿してミキシングしてみる
では早速。
とりあえずトラック全てにSSL E-Channelを挿してセコセコとミキシング。ゲート・エキスパンダーは後回しということで、今回は主にEQ・フィルター、コンプで整えてみました。
それでは音源をどうぞ
・SSL E-Channelのみでミキシング(イントロ手前からソロ終わりまで:歌無し)
いやぁ…これは相当いいですね。とても使いやすい。期待通りです。
コンプに若干のクセを感じましたが、それはわたしの使い方が悪いのかな。EQは文句なく良音です。今回は聴いていただいた通り極端なブースト・カットは行っていませんが、それでも原音のキャラクターを損なわないイコライジングにはなんだか感動してしまいました。
ANALOGスイッチをONにすることで、NLS Channelよりささやかな印象はあるものの、アナログ卓特有のノイズ(サチュレーション)を加えることも可能。もちろん今回は全てのトラックをONに設定しました。これも良い。とても良い。
ただ、サチュレーションをコントロールできるという点においてはやっぱりNLS Channelの方が上手かなぁ。そしたらSSL E-ChannelのほうはANALOGスイッチをOFFにして、また別にNLS Channelを挿すっていう使い方もいいかもしれませんね。
これは楽しいぞ。色々な使い方ができそう!
今日はここまでにして、次回はSSL G-Master Buss Comp(バスコンプ)辺りを追加しつつ、Tony Maserati Signature Seriesでさらに音を作り込んでいこうと思います。
お楽しみに。