ソリッドな声質になる息遣いを考えてみたい【6月歌練習 #2】
始めに言っておきたいのは、今回たまたま2日連続になったというだけのことで、別に毎日歌の練習についてアップしようと考えているわけではない。
…と、いう言い訳から始まる悲しきシリーズ。
いくら記録がてらのメモ記事とはいえ、あまりに代わり映えのしない状態をお聞かせし続けるのは流石に気が咎める。なので何らかのフックがあった時にだけ記事にするつもりだ。…とはいえ、自分では「何かが変わった」という実感があったとしても、他人が聞けばハテなんのこっちゃということが往々にしてあるのよね。難しいぜ。
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歌いやすい「ソリッド」を目指して
さて。まずは昨日の音源から。
エアリーに抜けている部分とソリッドにまとまって響いている部分があるが、これは恐らく息が抜けているか抜けていないかという違いではないかと思われる。しつこいようだがキーがどんどん変わっちゃうのは許して。
昨日書いた通りソリッドに響く方が圧倒的に歌いやすいので、どのぐらいの塩梅で息を使うとちょうど良いソリッド感が得られ、歌い心地が良くなるのか。実際に声を出しながら確かめてみたいというのが今回のテーマだ。
息遣いを変えてちょうど良い塩梅を探してみよう
では早速。
始めに大袈裟なエアリーから入って、その後ソリッドになるようにしてみた。
息が抜けている時に感じる不思議な重さが、ソリッドになった瞬間フッ…っとはずれて軽くなる体感がある。しかし気を抜くと必要以上に強く出してしまいそうで怖い。上記の音源程度でも、自分本来の声より少し強過ぎるのかもしれない。
同じくちょうど良いソリッド感を探した上で、そのまま単純なメロディを歌ってみた。自分にとって自然な息の使い方ではないので、状態を維持するのが難しい。常に響きを意識しつつそれに足る息を吹き込んでいる感じ。
高い方でもやってみる
キーの不安定さがひでぇ…。気になってしょうがないので次回からもう少し気をつけまするごめんなさい。
音程が高くなると優しくエアリーに出すことができず、始めからほとんどソリッドになってしまった。勝手にソリッドになるわけだから響きを維持するのもある意味簡単。大した練習にはならんかった。そんなことよりマジでキーをなんとかしないと…。
これを踏まえて
やはりソリッドな方が断然歌いやすい。だが気を抜くと自然にエアリーになってしまう。これは…一体どちらが自分本来の声ということになるのだろうか。無理なく中間当たりを狙うのが正解?よくわかんない。
とりあえず今日のテーマはソリッドということで、おしまいまで攻めてみよう。ならば問題は高い声より低い声だ。自然に息の量が減ってしまい、狙った響きが得られない。
…と、歌ってみたらもう高い声がスッカスカやったんだなコレが。
実際は今日紹介した音源の何倍も歌っている中から、わかりやすい部分を切り出す形でご紹介している。結果、この時点ですっかり声が枯れてしまっていたという…ダメだこりゃ。ソリッドを攻めすぎるのは自分本来の声じゃないという証左なのかもなぁ。
まぁこの程度なら数時間経てば治る。「ソリッド感を考える」という大元の方向性は間違っていないような気がするので、また日を改め、無理しすぎない自分なりのソリッド感をもう一度狙ってみることにしよう。
それでは、また次回。