オリジナル曲Summerミキシング【ボーカル・バスドラ・スネア・ベース】
前回でSummerのアレンジが終了したので、今回からは本題のミキシングです。
このシリーズで今までやってきた手順通りに、まずはこの曲で一番聴かせたい「基本パート」を選定しましたよ。
【Summerの基本パート】
1.ボーカル…やっぱり一番は歌かな。
2.バスドラとスネア…今回の曲ではかなり大事なパートな気がする。
3.ベース…バスドラとセットでミキシングしたい。
こんなところでしょうか。
そんなわけで今日はボーカル、バスドラ、スネア、ベースのミキシングです。料理でいうと出汁優先でいってみたいと思います。
前回の記事はこちら。
→オリジナル曲「Summer」アレンジ編2【ギターとハモリ】
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Summerのミキシング スタート
とりあえずMIDIパートを全部オーディオにバウンスしちゃいましょうか。
MIDIのままだとどうしてもPCの動作が不安定なんですよね。いつもの通りcwpファイルのコピーを取ってからオーディオに変換しちゃいました。
参考:トラックにバウンス
以下がオーディオに変換した後の全トラックです。
ドラムはタムを使ってないので【バスドラ+スネア+ハイハット+シンバル】の4トラック。
ボーカルとギターは一応サビとそれ以外でトラックを分けてあり、そこにハモリとベースを合わせて全部で11トラック使用しています。
では、ミキシング開始!
ボーカルのミキシング
ボーカルパートにはボリュームのオートメーションを設定しました。いつもの通りエンベロープをせこせこ書きましたよ。
これで音量差はかなり解消されるのですが、一応コンプレッサーも軽めにかけました。
今回のイコライジングはこんな感じです。
ボーカルはあまりイコライジングしたくないんですが、今回は結構気になる周波数があったので部分的にカットしています。いつも通り歌ったはずなのにねぇ…。マイクの塩梅なのか気分の問題なのか。
で、すいません。今回ボーカル単体の音源がありません。
オートメーションの関係でバスを通しているせいなのか、どうもうまくファイルが書き出せなくって…。
最後に今日の音源を掲載するのでそれで聴いて下さいね。
バスドラ・スネアパートのミキシング
先ほどのボーカルパートもそうなんですが、こちらもコンプレッサーとイコライザーのみ。リバーブは、ピアノとギターパートを合わせた時に調節していこうと思います。
まずはイコライザー。
バスドラ、スネアとも低音域、高音域のいらない部分をローパス、ハイパスでカットしました。バスドラについては500k付近に「生音」っぽい部分があったので大幅にカット。今回はデジタル寄りにしたかったので。
で、コンプレッサーをかけたのが以下の音源です。
・バスドラ+スネア(ミキシング前)
・バスドラ+スネア(ミキシング後)
バスドラは70~80ぐらいをブーストしたのでミキシング前に比べて低音が鳴っていますね。スネアはもうちょっと丸い音がいいなぁ…。また調整します。
ベースのミキシング
高音をローパスでザックリと、低音をハイパスでちょっとだけカットし、125辺りの低音の鳴りがある周波数をブーストしました。
・ベース(ミキシング前)
・ベース(ミキシング後)
ローパスの効果で丸い音になっています。ベースは単体で聴いてもかなり自分のイメージする音に近づきました。嬉しいな。スネアなんとかしなきゃな。
基本パートのミキシング 完了
それでは以上を合わせた音源をどうぞ。
・Summer(ボーカル・バスドラ・スネア・ベース)
ピアノやギターが無いと変な感じですね。これイメージ通りに仕上がるのか…?順序を間違えただろうか。
まぁ、いっか!きっと大丈夫。
というわけで、次回はピアノ・ギター・ハモリパートのミキシング予定です。サクサク進めば完成するかも。
それでは。