ショウガと卵の雑炊【風邪でお腹が弱っているときに】
普通の風邪をひいてしまいました。
症状は熱発・腹痛・喉痛・頭痛です。ね、普通でしょ。
とはいえ、もうすぐ2歳半になる下の子も以前ほど風邪をひかなくなり、いわゆる「家族全体での風邪無限ループ」も生活から遠ざかっていた今日この頃。久しぶりの風邪で結構参っています。
昨日一日中寝て過ごしたお陰で今日はだいぶスッキリした感じがしていますが、それでも熱は上がったり下がったりを繰り返し、その度に寒かったり、熱かったり…。依然として喉の痛みだけは良くなっていかないし…。
食欲はほとんどなく、正直何にも食べたくありません。
でもそれじゃいつまでたっても直らないでしょ。
雑炊なら何とか食べられるような気がして、作ってみることにしました。
前回の記事はこちら。
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ショウガと卵の雑炊を作る
何か魚的なもの、例えば焼き魚の余りとか…瓶詰の鮭ほぐしとか…を求めて冷蔵庫を探ってみましたが、大したものは発見できませんでした。無念。
ありものと睨めっこしつつ考えた結果、やっぱり風邪と言えばショウガかな、と。
タンパク質も欲しいのでプラス卵かな、と。
出汁をとる
何はともあれ出汁をとっておきましょう。
仕事の合間に昆布を鍋に放り込んでおきました。
いい感じに戻ったところで弱火を入れ、沸騰する寸前に昆布を鍋から引き揚げます。
続いて同じ鍋に鰹節を投入。
そういえばここ一月ほどちゃんと出汁をとる料理を作っていませんでした。気づけば愛用の厚切り鰹節が無くなる寸前。今回は何とか足りましたが…見ての通りの残りカスです。
…ま、自分で食べるだけなんだからいいか。
灰汁を掬いながら出汁をとり、最後に濾したら完成です。
薬味を用意する
出汁をとっている間に薬味をば。
まずは主役のショウガです。
適当に千切りにしました。後程炒めてから使う予定です。
さらに野菜室の奥に三つ葉があるのを発見したので、ついでに刻んでおきました。
後は卵。
雑炊っぽくなってきましたね。出汁の匂いと相まって少しづつ食欲がわいてきた気がします。
ショウガと卵の雑炊 調理開始!
準備はOK。
体の方はこの時点でかなりバテてしまいましたが、もう一息…。
出汁が沸騰したところにご飯を入れ、しばらく煮込みます。
↓
その間にフライパンでショウガを炒めて。
↓
そのままお鍋に投入します。ごま油を使ったせいでなんだか中華っぽい香り。
味が馴染むまでさらに数分煮込んだら最後に卵を流し入れ、塩で味を調えたら完成です。
さぁどうでしょうか。
雰囲気的にはバクバク食べられそうですが、胃に落ちた瞬間ズーンとくるパターンもある…。
ショウガと卵の雑炊 実食
なんだか思ったより食欲が湧いてきたので、三つ葉に加え白ゴマと刻んだ梅漬けも入れてみましたよ。…しかし、なんだか梅が紅しょうがに見えてしまいますね 笑。丸のまま添えておけばよかったなぁ。
ま、いいや。
それでは、いただきます!
あぁ…優しい~…
とても優しい~~………
卵が絡んだ柔らかい出汁に、ごま油で炒めたショウガの香ばしい香り。もちろん三つ葉のすがすがしさも合います。正直梅は味が強すぎたかな~という気がしましたが、それも好みの範疇でしょう。また、ショウガ・白ごま・梅はそれぞれが食感のいいアクセントになっていました。
これはマジで元気出る。
心配していた胃の拒絶反応も出ませんでした。さすが雑炊ですね。
こんな感じで段々と胃を慣らし、食が元に戻りさえすればもうほとんど治ったも同然!
無理せずゆっくりと本調子に戻していこうと思います。
それでは、ごちそうさまでした。