中間報告その4【声の芯を捕まえて歌う】
中間報告第四弾。
例によって今回もイメージ先行のぼんやりとした記事になると思います。
ご了承ください。
前回の記事はこちら。
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声の芯を捕まえて歌う
前回は謎の「きらめき成分(たぶん倍音が鳴りやすいポイント)」についてご紹介しましたが、その音源を録っているときにあることに気が付きました。
以下の図をご覧ください。
後頭部にあるきらめき成分方向を意識して歌っていたところ、図の通り地声エリアの一部に声の芯を作り出すエネルギーのポイントの様なものがあることに気が付きました。このポイントはノートが高くなるにしたがって上に移動しながら小さくなってゆき、ある境界線を越えるとほとんど無くなってしまいます。これは何だろう。いつもながら全然理屈がわからない。
とりあえず音源で聴いてみて下さい。
・数日前適当に歌ったメロディ
・さっきエネルギーのポイントを意識して歌った適当なメロディ
上の音源に比べて声に芯が入った様に思いますが、どうでしょうか。
後半キーが高くなるにつれて不安定になるのは息の量が足りないからで、もう少し息を当てると安定します。が、恐ろしい音量になってしまうのでこの時間(この記事は夜に書きました)にはできません。エネルギーポイントと息の量のバランスが取れると、突如わけのわからない共鳴が始まり謎の大音量になってしまうのです。脳みそが揺れる感じがしてクラクラします。正直なところわたしは大きな声で歌いたいわけでは全然無いので、なんとかちょうどよく歌えるように練習するしかなさそうです。
音源の【00:25】付近にこのメロディの最高音がありますが、境界線を越えて声の芯が失われているのがわかるかと思います。ちなみに、これももう少し強く息を当てると伸びます。が、それと引き換えに音量がぶっ壊れます。
それでは、逆にこのエネルギーのポイントを外して歌ってみた音源をお聴きください。
・エネルギーポイントに声を当てずに歌う
・エネルギーポイントに少し声を当てて歌う
自分自身では少し当てて歌った声が好みです。なので今後はおそらくこの声を発展させて歌うつもりです。
声が小さいだけじゃねぇかって話もありますが、もちろんそれも大きな要因なはず。息をもう少し強く当てるとポイントに入ってしまうので、ポイントをスルーするためには息の量を少なくする必要があるんですよ。もしかすると声の大きさはそのままで音質だけ変えられるような歌い方があるのかもしれませんが、今のところ私は出来ません。
さて。
今日はこんなところですが、同時に中間報告ももう終わりにしようかな。
聴いていただいた通りまだ非常~に中途半端な状態ではあります。しかし歌い方としてはかなり体に馴染んできました。実に長い時間がかかった。丸3か月ですからね。これはなかなか大変です。いずれにしても路線は定まったので、あとは地道に練習するだけ。そういうことなら仮歌のレコーディングも出来そうです。
…でもあれだ、今回やってきたことを冷静に考えてみるとですよ…。
今回やってきたことって、ギターでいうならまさにギターそのものの質を上げる(というよりは自分好みのギターを作る)作業ですよね。いうなればピックアップをより自分好みのメーカーの物に取り替えて、より響く弦に張り替えた、みたいな感じでしょうか。
つまり…つまりですよ…肝心なギターを弾くテクニックについては何も上達していません 笑!
しかも新しいギターもまだ持て余している始末…。ただでさえ拙い歌なのに。それでも、今後はこの新しい歌い方を使いこなせるように練習していくつもりです。
のんびりやっていきますので、また聴いてもらえたら嬉しいです。
次回はたぶん仮歌のレコーディングをしますね。
それでは!