【歌練習まとめパート2】歌の練習を経て変化した新しい歌い方まとめ
歌練習シリーズのまとめ、第2弾!
今回は「After」に当たる、半年間の歌練習を経て変化した「新しい歌い方」についてまとめてみようと思います。
前回の記事はこちら。
→【歌練習まとめパート1】今一度、以前の歌い方を振り返ってみる
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半年間の歌練習を経て歌い方がどのように変化したのか
この半年間どのような意識で歌の練習をしてきたのか、またどのような経過を経たのか、というような具体的なことはひとまず次回に回すとして、今回はその結果のみを重点的に書きます。
いつもの通り個人的な感覚論に過ぎませんので、くれぐれも鵜呑みにはなさらぬよう。
声の通り道は一回り外側へ。そしてなぜか声帯の感覚が無くなった
早速ですが、これが新しい歌い方のイメージ図です。
比較のために半年前の歌い方イメージも改めて掲載します。
・新しい歌い方音源1 ~適当に上がって下がって~
・新しい歌い方音源2 ~少し硬めの音質で適当に上下~
・新しい歌い方音源3 ~レガートに上昇~
・【比較】以前の歌い方「Departure」(作詞/作曲/編曲/歌 町田キリコ)
え~、このように、以前と比べてかなり自分好みの声にはなったものの、「歌のうまさ」という点では何ら上達していません。だって、この半年のあいだ勤しんできたのはあくまで発声練習ですからね。声が変わったからって突然歌が上手くなるわけもなし…。
むしろ長年歌い慣れた以前の歌い方から新しい歌い方へと変化したことにより、ただでさえ乏しかった表現力はより下がったとも言えましょう。はっきり書くと、下手になった、と。残念ながらそういうことです。新しい歌い方も、せめて以前の歌い方と同程度の表現が出来るぐらいには熟練度を上げたいなぁ…とは思っているのですが、今後どうなることやら。
以下、変化した部分を具体的に書き出してみました。
声を出す起点の感覚はより後ろに、より下に
以前は声帯の辺りドンピシャから声を出している感覚で歌っていましたが、新しい歌い方では、その感覚はかなり後ろへ、下へと変化しました。とはいえ本当は声帯から声が出ているはずで、図の様な場所から声が出ているわけが無いのですが…なんなんでしょうね。
よくわかりませんが、まぁ、あくまで感覚に過ぎないので。
細い通り道を抜けて目の裏側を震わせながら声が出る
声の通り道は以前と比べてかなり細く(しつこいようですがあくまで感覚です)なりました。
声の出元にはある程度の空間があるのでそこを利用して声を出しますが、上に行くにしたがって細くなっていきます。そしてどちらかというと頭部の後ろ側を通りつつ、最終的に目の裏側辺りから音が出ていきます。
なぜ「目の裏側」などとピンポイントなことが書けるかと言いますと、そのものズバリ、目の裏側がぶるぶる震えるからです。なんならそのさらに上、脳みそも震えている感じがします。
最近はこの感覚にもだいぶ慣れてきましたが、この状態になった頃はとても変な感じがしたもので…。目が醒めるような。そわそわするような。三只眼、なんて古いか。アレが開いちゃうような心持ち。
声帯を使っている感覚がほとんど無くなった
声の通り道が頭部の前面から背面に移った結果、声帯を使って歌っている感覚がほとんど消失しました。いや、絶対に声帯は使っているはずなのはわかっているのですが。でも声が後頭部を通っているので、いわゆる「喉」に当たる前面の部分は、もうなんていうか…「無い」のです。理屈は全然わかりません。これもう全体的に何を書いているのかわかんねぇな。
歌の疲労度が劇的に減少した
声帯を使っていない(わけはないのですが)感覚で歌っているので、喉はほとんど疲れません。が、調子に乗って歌い続けていると段々とかすれてきて、そのことで疲れに気づく、という感じでしょうか。
息を使う量も劇的に減ったため体の負担も減りました。が、代わりになんていうか…体の中心部がジワーッと疲れてきます。体幹が疲れるっていうことなのかな。抽象的な表現の連続ですいません。でもそうとしか書けないんだよなぁ。
前面に地声感、背面に裏声感
声の出元に空間があることは先ほど書きましたが、その空間の前面に「地声感(声の土台となる成分)」が、また背面に「裏声感(キラキラした成分)」があり、声を出すときはその両方をバランスよく使うと歌いやすくなります。バランスが崩れて前寄り、また後ろ寄りになると、出元の空間が狭まってしまい歌いにくくなるのです。
はい。
わたしは何を書いているのでしょう。とにかくそういうことです。はい。
裏声がかすれるようになった【裏声への切替も難しくなった】
以前の歌い方では裏声がかすれるということは滅多にありませんでした。むしろ地声が疲れてきた時は逃げるように裏声に切り替えたりして歌っていたのですが、新しい歌い方では、地声が疲れてかすれてくる頃には裏声もかすれています。
これは自分的には大きな変化です。
そして、クルっと裏声にひっくり返して歌うような表現も、以前に比べて難しくなった印象があります。これは自分的には得意としていた歌い方なので、以前と同様に歌えるよう練習しておきたいところです。
こんなもんでしょうか。
以上、わたしが感じている主だった変化を、わたしなりに精一杯がんばって文にまとめてみました。
大事なことなので繰り返します。
精一杯頑張って、文にまとめました。
これはねぇ…もうこれ以上書きようが無いんですよ。胸を張って言い切るようなことでもありませんが、絶対無理。ボキャブラリーが絶望的に足りない。
そもそも普段は感覚ありきで歌っているものを後付けで言葉に直していますので、どうしても限界があるのです。しっかりと理屈から入っていればまた違うのだろうとは思うのですが…。もうホント、すいません。
最も重要な「音質の変化」については敢えて触れないことにしました。上に掲載した通りということで。全然変わらないように聞こえる方もいるだろうし、逆の方もいるだろうし。むしろ前の声の方が好きだという方もいらっしゃることでしょう。感覚的なことに正解はないので、それはそれでいいんじゃないでしょうか。とにかく、これが自分の好みに近づけた結果なのです。
次回は、この半年間どんな意識で歌の練習(「練習」と呼べるほどしっかりしたことはしていませんが…)をしてこのような変化が起きたのか、また、どんな経緯で変化が起こってきたのかについて振り返ってみようと思います。
それでは。