曲調から当然に想起されるごく普通のアレンジを施すことにしました
「この猛暑は7月いっぱいでひとまず終わりです」
と、テレビで気象予報士が言うのを、夕ご飯を作りながら背中で聞いていたのはいつの事だったか。
嫌がらせの様に連日続く強烈な暑さの中、日めくりをめくるように、一日、もう一日と、心を無にして耐え忍んできたというのに。
許さんぞ。太陽。
それでは、DTMを始めます。
前回の記事はこちら。
スポンサーリンク
今日からアレンジを始めます
進捗!太陽に届け、俺のハート!
・セミの曲 進捗音源
我ながらなかなか良い。
客観的な良し悪しということではなく、自分の表現したかった「セミ感」を、あますところなく詰め込むことができたんじゃないか、という意味です。
今日から本格的にアレンジしていこうと思っているのですが…さて、どうしたもんだろう。これはこれである程度完結してしまっているような気がする。
色々考えた結果、一番無難なアレンジに落ち着きそうです
アレンジのくだりで突然、180度曲イメージが変わってしまったら(もちろんより良い方向に)面白いだろうな、とはこのブログを始めた当初から思っていました。
今回の音源で例えるなら、このピアノ音源をもとにしてヒップホップを作っちゃう、みたいな(尤もこの曲のテーマ部分なら、普通にR&B的なアレンジにハマってしまいそうな感じもありますが)。
「曲ができるまでの過程をお伝えする」という趣旨の当ブログだからこそ、いいアクセントになりそうでしょ。だから結構毎回考えるんですよ、このことを。
もちろん、今回も考えました。
考えて、頭の中でいろんなパターンを思い浮かべてみました。
でね。結論出ましたよ。
ごく普通のアレンジで行きたいと思います。
変に攻めたアレンジをして失敗し、そこまでグチャグチャと考えた淀みの様なものが頭の中に鬱滞し、軌道修正を試みるもののその淀みが邪魔をして再び失敗。その失敗がまた新たな淀みを生み…みたいな泥沼、ノーサンキュー。
簡単でも思いのままに作曲して、手軽にミキシングして、完成してとても嬉しい、それこそがウエルカム。
じゃあ先に書いたことは何なんだって話ですが、まぁウソです。
そんなことないんですけどね。
また、心に余裕があるときに攻めてみようと思っています。
もうストリングスに頼るしかない
そろそろ本題。
結局、このピアノ音源から想起されるイメージはストリングスなんですよ。最近連続してストリングスを使っているので正直飽きている部分もあるのですが、ストリングス以外が浮かばないんだからしょうがない。
とりあえずメロディをいじってみますか。
・テーマ部分のメロディをバイオリンに変更
頭部分が切れてしまいましたね。失礼しました。
メロディをそのままバイオリンに置き換えただけなのですが、意外とイメージが変わりましたね。
音源はXpand2のプリセットから「Solo Violin」をチョイス。このXpand2、随分前行われていたキャンペーン中に無料で手に入れたものです。今も無料なのかどうかは知りません。
何の気なしに使ってみたのですが、これがまたなかなかいいストリングスの音なんですよ。せっかくなのでもう少し使ってみたい。
お気づきかもしれませんが上の音源では、いわゆる「サビ部分」のベースが抜けています。こいつもストリングスに置き換えてやりました。
・サビのベースもストリングスに置き換え
同じくXpand2のプリセットから、ベースは「Big Hard Strings」という音色です。なかなか重厚な感じですねぇ。
さらに、サビのメロディ部分はバイオリンだけでなく、さらにストリングスを重ねて豪華な感じにしてみることに。
・こんなのを重ねてみようか
こちらはいつものSI String Sectionよりプリセット「String Orchestra」というやつです。
さて、それではここまでの音源をどうぞ。
・セミの曲 今日の完成音源
今日は時間切れのため、ここまで!
なんだか…非常に中途半端な状態でムズムズしますが…やりたいことはわかっていただけたのではないかと思うのです。
次回はもう少しまともな出来になる所まで進めるつもり。
お楽しみに。