自作防音室の歪みチェック【2016年8月】
わたしの住む長野市も梅雨明けしてもうすぐ一週間になります。
夏本番となり、自作防音室で歌うのは暑さのため15分が限界。
自作防音室が置いてある部屋は当然エアコンをかけているんですが、夏本番ともなると太陽さんの異常なパワーアップのため冷え方が全然違いますよね。建物自体が暖まっちゃっているので暑さの芯が常に残っている感じです。なので10分も防音室内にこもっていると自分の体温で汗だくになり、15分を超えると干からびてきます。メルテッドマン。
さて。
梅雨も明けたことなので今月も防音室の歪みをチェックしときましょうかね。使用感としては特に変化が無いので、大きな歪みは無さそうな気がします。
前回の記事はこちら。
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防音室扉の歪みチェック【2016年8月】
前回と同様に一応全体図を掲載しておきます。
自作防音室の作り方は以下のページにまとめていますよ。
図の通り、基本的に骨組みは全くありません。
ですが構造上、扉以外は互いに補強し合っているのでおそらくは歪まないはず…。っていうか歪み始めたら扉の開閉になんらかの不具合が生じるはずなのでわかるはずですよね。たぶん。
問題は扉です。
一枚のMDFボードをそのまま蝶番でつなげているだけなのでいつ歪んできてもおかしくない。既に一度歪みを補修しています。
というわけで、先月から定期的に防音室扉の歪みをチェックしているんです。
それでは2016年8月のチェック、スタート!
防音室扉 縦の歪みチェック
今月も縦の歪みチェックから。
扉を閉めた時のはみ出し部分を計測します。
扉上部のはみ出しは約5mm。
続いて真ん中辺り。
ん?ちょっと歪んだのか?
前と一緒で真ん中が膨らんじゃったのかな。防音室扉の左部は補強したのにおかしいなぁ…。
とりあえず下部も計測してみましょう。
う~ん。
単純に真ん中が膨らんだわけじゃなさそうですね。左上が奥方向に向かって約2mm歪んでいる模様。とにかく左端は一度補修して当て木しているのでそんなに歪まないはずなんです。当て木ごと歪んだっていうのも十分あり得るんだけど。
…これだけじゃわからんなぁ。
とりあえず横の歪みも見てみましょう。
防音室扉 横の歪みチェック
扉のはみ出し部分を上から見たところです。
手を伸ばして物差しを当てるのが難しいので正確な数値はわかりませんが、なんとなく真ん中が弓なりに膨らんでいるような気がします。
線を大げさに書くとこんな感じ。かなり微妙な所ですがわかりますか?
目測だと2mm~3mmほど奥に向かって反っているように見えます。2mm~3mmってちょうど縦の歪みと同じぐらいですね。ちなみに防音室扉下部に関しては常に床に設置しているため、敷いてあるジョイントマットとの摩擦力のお陰で歪みはありませんでした。
なんとなくわかってきましたよ。
防音室扉のチェック結果【2016年8月】
縦と横の歪み具合を踏まえて考えてみると、たぶん以下の様な感じに歪んでいるんじゃないかなぁ。
前提として防音室扉の左端は当て木をしているので大きくは歪まないはず。
が、横に関しては何もしていないので弓なりに歪み始めました。しかも下部は床に設置しているため上部だけが2mm~3mm反った状態です。
つまり防音室扉上部と下部の横の歪みの差分が、縦のはみ出し部分の差として出たと。結果、図の青丸部分が奥に向かって歪んだ形だと思われます。
これどうしようかな~。
上部に当て木をすればとりあえず歪みは直りそうだけど、長い目で見ると当て木の重みがまた新たな歪みを生みそう。いっそ扉全体の骨組みを作った方がいいんだろうか。
…
どっちにしても一旦現状維持で様子見ってことにしたいと思います。
来月の計測で歪みがひどくなるようなら補修を考えますが、あまり変わらないようならこのままでもいい気がする。下手に補修すると余計歪む可能性もあるので。
不安要素を残したままでちょっとスッキリしませんが、とりあえず今月の防音室歪みチェックは以上です。
これ以上歪まないといいな。