焦がしキャベツと鶏のスープ
またしても雪です。
少し道の雪が溶けてきたなぁ、なんて一安心しているとすかさず雪。そして雪かき→筋肉痛の黄金コンボ。そしてまた少し溶けてきたかと思えば雪…。恒常的に雪が積もっていると大気が常に冷え冷えとした感じで、室内も底冷えしている気がします。
こう寒いと暖か~いスープが飲みたくなるでしょ。
今日は最近よく作っている焦がしキャベツと鶏のスープをご紹介します。
以前「今日の料理ビギナーズ」で見たレシピですが、片手間で見ていた上にうろ覚えなので、我流になってしまった部分が多いかも。ご了承ください。
前回の記事はこちら。
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材料の下ごしらえ
今回の材料はこれ。
鶏もも肉、キャベツ、乾燥唐辛子、ニンニクです。唐辛子は本当は丸のままの方がいいんだけど、古くなった輪切りのものを使い切っておきたかったので。もちろんキャベツは全部使いませんよ 笑。
このぐらいです。
これが何グラムなのか…はたまた葉っぱ何枚分なのか…それは誰にもわかりません。だって忘れてしまったからね。画像を見てあなたが感じたこと、それが全てなんだ。ちなみに大体5cm角ぐらいのイメージで切りました。
ニンニクは皮をむいて厚めにスライスします。
大体3mmぐらいかな。
続いて鶏もも肉。
厚さを揃えてから食べやすい大きさに切り分けましょう。
↓
こんな感じ。なかなかのバラバラぶりですね…大体感がハンパない。
これで下ごしらえは大体OKです。
(大体のゲシュタルトが限界)
焦がしキャベツと鶏のスープ 調理開始
それじゃあ作っていきましょうか。とっても簡単ですよ。
まず鍋に多めのオリーブオイルを入れて、
にんにく、乾燥唐辛子を入れたら弱火でじっくりとオイルに香りを移していきます。オイルパスタを作る要領と一緒ですね。
わたしは大体10分ぐらいでこんがりするぐらいの火加減を目安にしています。弱火でも火が強すぎると感じることもあるので火から鍋を外しつつ調節する感じ。
香ばしい香りが十分オイルに移ったらニンニクと唐辛子は取り出しておきましょう。
これはこれで美味しいんですよね~。出来上がったスープに乗せてもいいし、ほかの料理に使ってもいいし。何かと使えるので捨てるともったいないですよ。
ちなみに、今回はスープには乗せず違うおかずのトッピングに使用しました。
続いて、鍋に残ったいい香りのオリーブオイルで鶏を炒めていきます。
どうせこの後煮るのでこの時点で中まで火を通す必要はありません。強火で両面に焼き色がついたら取り出しておきましょう。
↓
お鍋にはさらに鶏の旨みが追加された美味しいオイルが残っています。こいつでキャベツを炒めるわけですが、ここにこの料理最大のコツが。
キャベツは、しっかりと焦がしてください。
キャベツを鍋に投入したら、あまり頻繁に動かさずにじっくり炒めつつ焦げ目をつけます。これが出来上がりに効いてくるんですよ。
焦げ目がついたら鶏肉を戻してさっと混ぜ、
水をひたひたになるまで入れる。
ブイヨンはいりません。鶏の旨みだけで十分飲めるスープができるんですよ。プロのレシピってすごいね。ちなみに、この時点で塩を一つまみ入れておくと味の馴染みがいいと思います。
で、材料にしっかり火が通るまで大体10~15分ぐらい煮て(大体のゲシュタルト、崩壊。)最後に塩と胡椒で味を整えたら完成。
簡単でしょ。
焦がしキャベツと鶏のスープ 実食
盛り付けましたよ。
仕上げとして食べる直前にオリーブオイルを一垂らし、ブラックペッパーをパラパラと。焦がしキャベツの香ばしい香りを中心に唐辛子やオリーブオイルの香りも一体となって何ともいい匂い。
ではいただきます。
…うん。
最近何度も作っているので、今日も美味しく出来ました。
ブイヨンを使っていないので物足りないかと思いきや、鶏のシンプルな旨みが逆に際立ってとても美味しいです。やはり特筆すべきは焦げたキャベツの香り。マジで、本当にこのスープに合う!っていうか焦げて無ければおいしさ半減ぐらいのレベルです。重ね重ねプロのレシピってすごいなぁ…と感じる瞬間。
作り方も簡単だしね。
今回、残念ながらわたしの中で完全にゲシュタルトが失われてしまった「大体」ですが、本当に大体でも結構上手に出来ちゃうのがこのレシピのいいところ。
ポイントは水を入れ過ぎないことぐらいでしょうか。
ブイヨンを入れないので、鶏に対して水が多すぎて薄くなった場合、煮詰めるしか味の調節方法が無い状態になります。水は少な目に入れて濃ければ後から調節するぐらいのイメージだとより失敗が無いんじゃないかな。
記事を書いていたら少し空に晴れ間が見えてきました。
このまま日中少しでも晴れて雪が溶ければいいんだけど。
それでは、ごちそうさまでした。