簡単あっさり牛丼【おすすめしません】
個人的に妙にハマってしまい、ここ最近ヘビーローテーションしているレシピをご紹介します。
名づけて「簡単あっさり牛丼」。
正直かなり人を選ぶ味なので、これだけは始めに強く言っておきたい。
決しておすすめしません。
前回の記事はこちら。
スポンサーリンク
簡単あっさり牛丼のレシピ
もう一度言っておきますが、おすすめしませんからね。
それじゃ作りましょ。
煮汁を作る
まずは煮汁から作っていきます。
分量は醤油:酒:水を1:1:1で。つまりは全部同量。
今回は全てお玉一杯分ですが、この辺りは作りたい量によって変わってくるので適当に。わたしの場合、残った煮汁はお湯で薄めてお汁にするので少し多めに作っています。
ポイントは甘みを入れないこと。
お気づきのことと思いますが砂糖やみりんは一切使いません。
ちなみに、使った方が普通に美味しいと思います。
煮汁で鰹節と牛肉を煮る
サクサク作っていきますよ。
先ほどの煮汁に厚切りに鰹節(市販のものです)を入れそのまま火にかけます。今回は別工程で出汁を取るような面倒なことはしませんよ。
あくまで町田一人ランチ用の手抜きレシピなのです。
↓
煮汁が湧いてきたので、次に牛肉を投入します。
いつもの通り安いアメリカ産を買ってきましたよ。
アメリカ産だって牛肉は牛肉。1人ランチにには贅沢なぐらいです。
さて。ここでポイント!
肉を入れる前に火を弱めておきましょう。
グラグラと煮立った鍋にドバッとぶち込んでしまうと、鍋に一気に雑味が溶け込んでしまうように思います。今回の牛丼は煮汁をあっさり仕上げたいので、ゆっくり静かに煮ていくのがコツですね。
画像の通り、それでも灰汁や油は容赦なく出てきます。逐一取りましょう。透き通った汁を作るのが目標なんです。
そのまましばらく煮込み、灰汁が落ち着いてきたら火を止めて。
この時点で15分ぐらいは煮たでしょうか。
おそらく肉はパサパサです。
ただでさえ安い肉を煮込んじゃってるんだから、そりゃあね。
そしてこのままさらに放置すること15分。
時間に余裕が無いときは別ですが、少し置いておくと牛肉に煮汁が染みて味がなじみますよ。
煮汁はここからさらに濾しておきます。
ちょっと手間かな?っていう気もしますが。
濾す際には取り切れなかった大量の脂と灰汁が取り除かれます。普段料理をし慣れない人には手間かもしれませんが、ぜひ濾しておくことをお勧めします。
…
…いや、
そもそもこのレシピをおすすめしません。
簡単あっさり牛丼を盛り付ける
付け合わせに刻みのりを用意しておきましょう。
キッチンばさみでちょきちょきとね。
お米はもちろん熱々の物を。
炊き立てではなくレンチンです。そして下には子どもたちが朝残したふりかけご飯が混入しています。エコです。
このご飯に肉をたっぷり盛ったら煮汁を好きなだけかけて、最後にわさびを添えれば完成。
煮汁は味を見て量を調節してくださいね。
お汁は煮汁をさらにお湯で薄めたものです。これは普通に美味しいので大丈夫です。大丈夫っていう言い方もアレですが…。
っていうか画像でもお肉のパサパサ具合がよくわかりますね 笑!そうそう、見た目通りの食感ですよ。決して期待なさらぬよう。
それでは食べてみましょう。
簡単あっさり牛丼 実食!
丼ものという性質上、箸で美味しそうに持ち上げることが出来ず前回に引き続き実食画像はありません。悪しからず。
それではいただきます。
パク。
…
むむぅ…。
やっぱり好きなんだよなぁ…なぜだろう。
お肉はパサパサですが煮汁の味を吸っており、まぁ食べられる状態です。甘みの無いお汁は悪く言えば「単調で深みの無い味」ということになるわけなんですが、よく言えばとても上品。カツオ出汁の香りと牛肉の旨みがちょうどよく溶け込んでいます。脂の旨みは皆無ですが、その分牛肉のいいところだけを楽しめるというか。
…いや、そんな上等なものじゃないか。単純に旨みが少ない状態なのを上品と感じているだけかも。わからん。とにかくこの味が癖になるんですよねぇ…。
わさびとノリは最高のアクセントです。
特に、この牛丼にはわさびは欠かせません。ぜひご用意ください。
もちろんおすすめはしないわけですが、まぁ止めはしないので気になった方はどうぞお試しください。そしてガッカリしてください。
それでは、ごちそうさまでした。