SONARで友人曲「病み上がり」にアウトロを付けた
早速ですが、Ichiの「病み上がり」にアウトロを付けました。
・「病み上がり」アウトロ付き
最後はフェードアウトさせるつもりですが現段階ではそのままです。
なんとなく寂しいのでもうちょっと音を足したかったのですが、とある事情で音が足せなくなってしまいました…。詳細は記事本文でご説明しますね。
前回の記事はこちら。
→SONARでIchiの曲にベースを付けて他のパートも併せてアレンジした
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アウトロを作成する
まずはアウトロ用のドラムクリップを追加しましょう。ループに使えそうな部分を切り出してコピペしていこうと思います。
まずはクリップの切り出しから。
ドラムクリップを分割してコピペ
基本的にはドラムはほとんど同じ繰り返しなのでどの部分でもループできそうなんでうが、スネアが微妙に違っているので一応ループに使えそうな部分を選定してみると、31小節から34小節までがループに使えそうです。31小節の頭は既に分割されていたので、34小節の終わりを新たに分割してブロックを切り出すことにしました。
まずタイムルーラーを34小節目に設置したうえで、分割したいバスドラ・スネア・ハイハットの各ドラムクリップを選択します。Ctrlキーを押しながら選択すると複数選択できますよ。
そうしたら【右クリック→クリップの分割】でクリップの分割ダイアログを開きます。
タイム欄にはタイムルーラーを設置したタイムスタンプが自動入力されているので、そのまま「タイムで分割」をチェックしてOKをクリック。
ちゃんと分割されましたね。
そしたら後はこのブロックをコピーして、アウトロ部分にガンガンコピペするだけ。
とりあえず4ペーストぐらいで勘弁してやるか。
アウトロにコードとメロディを付ける
今あるクリップを切り貼りしてアウトロのコードを作ろうと思います。
あっちこっち聴いて…
使えそうな所をコピペしては確かめて…
…
うん、どれもしっくりこない。
というわけで新しく作りました。
アウトロのコード
・アウトロにコードをつけたもの
曲の終わりからスタートします。今回のアレンジはフェードアウトで終わらせることにしたので、余裕をもって結局先ほどコピペした長さの二倍にしましたよ。
…いや、ほとんど同じなんだけどね、微妙に違うのよ。微妙にね。
そしてこのトラックに何らかのメロディーを付けたくて色々試すこと小一時間。
歌でハミングしてみたり…ソロのギターを弾いてみたり…
しかし、どれもしっくりきません。
本当はなんとなくイメージあるんだ。
ピアノの音なんだよね。
でもわたしはピアノがあまり上手じゃないからやだな~っつっても他の音が合わないんだからしょうがないよねうんしょうがないよねだって他の音が合わないんだもんピアノが上手に弾いてくれる友人もいないしさ
そんなわけで冒頭音源の下手くそなピアノのメロディが付いたのであった。
アウトロのメロディ
・アウトロにメロディーをつけたもの
トリルがどうしようもなく下手だがまぁ実力だからしょうがないね。練習あるのみ!
メロディのバックにストリングスの音も追加しましたよ。
いつものCakewalk Sound Centerから、Type【Section Strings】→Subtype【Viola Section】→Program【Violas Expressivo】を選択しました。なぜか直感でビオラを選らんでみたのですが他にもいいストリングスの音がありそうなので変えるかもしれません。
プラグインシンセが追加できなくなった
さて、今度こそ骨組みが完成したので、ここから微調整しながらちょっとしたアクセントで音を追加していきたいなと思っていたんです。なんかポワーンとした音とか、シャキーンって音とかさぁ。モワっとしたのでもいい。
とにかくプラグインシンセを追加して…と、
思ったら。
そうです、もうプラグインシンセを8トラック使っていたのです。そしてSonar leはマックス8トラックまでしかプラグインシンセを使えないのです。
くそう……製品版買いたくなっちゃうぜ。
結局トラックを無駄遣いしてるんだよね。ピアノとかでもちょっと音量変えたい部分とか別トラックにしちゃってるもんね。
まだ使ったことのない機能なんですが、「オートメーション」なる機能があって、それを使うとリアルタイムにボリュームを変えたりする動作を記録できるんですって。オートメーションを使えばもう少しトラックが減らせそうですね。そろそろ勉強してみるか…。
とはいえ現状の知識でもどうにもならないわけではありません。
とりあえず先にミキシングして、今後変更がなさそうなトラックはバウンスしてオーディオに変換しちゃおうと思います。ドラムの3トラックとベースでとりあえず4トラック空くのでひとまず大丈夫かな、と。
そんなわけで今回はここで終了。
今回の完成音源を改めてどうぞ。
・「病み上がり」アウトロ付き
そんなわけで次回はミキシングです。