あさりの酒蒸し【つまみに良しおかずに良し】
この趣味ブログに政治的な意見を書く気はさらさらありませんが、朝からああいうアラートを聞くっていうのはやっぱり気持ちのいいものではないですね。
大げさかもしれませんが、一度死んでしまったような気分です。正確には2度目か。
だってそうでしょ。
あの受話器の人にその気は無くとも、何かのミスで弾頭が乗って、ミサイルの不備で途中で失速し、日本に着弾した可能性もゼロではない。ゼロではないんです。むしろ奴がその気になればいつでも打てちゃうんだから。わたしが毎日をどんなに大切に過ごしていても、家族や仕事、友人や音楽や料理のことをどんなに大事に思っていても、それは圧倒的エネルギーの下ではカスも同然。ゴキブリ以下の存在。俺の思いなどそんなものです。地雷を踏んだらサヨウナラ。頭に来ます。
…まぁね。
こんなこと、考えていてもしょうがないのはわかっている。
せっかく生きているのだから今日も一日頑張ろうと。
わたしにはそのぐらいしかできません。水爆というのはそういう破壊力を持った爆弾なのです。
さて。
今日はあさりの酒蒸しでも作ろうかな。
前回の記事はこちら。
→つけ麺が食べたくなった時は「日清 つけ麺の達人 濃厚魚介醤油」を食べています
スポンサーリンク
あさりの酒蒸しを作る
それじゃあ作っていきましょう。
まずは砂出しをしなくちゃいけませんよね。
あさりの砂出し
塩水を入れたボールにあさりをぶち込み、暗い場所にしばらく放置する。以上です。
↓
塩分濃度はいつも適当です。こういう部分がわたしの料理の悪いところ。
あさりの気持ちになって「あ、これ海の中やん。油断しよ」って思えるぐらいのしょっぱさになるように、味見をしながら調節しています。
あさりの気持ちになって、調節しています。
…今調べたら塩分濃度は3%が良いそうです。参考になさってください。
あ、それと水の量はもうちょっと少なめで、貝の頭が僅かに出るぐらいにするといいですよ。今回は多すぎたかもしれませんね。
お昼過ぎに買い物に行き帰宅後すぐに砂出しを開始し、そのまま夕食までおよそ4時間ほど放置しました。
その結果。
ボールに砂が出ているのがわかりますでしょうか。あさりの気持ち、成功です。
ここはボールの中だというのに、愚かなあさり達は海の中だと錯覚してしまったようですね。でも無理もありません。だってあさりの気持ちになって塩分を調節したんだから。今回もわたしの勝ちと言っていいでしょう。鳥坂さんばりの連勝です。
後は水を捨ててあさりの殻をこするように洗えば、砂出しは完了。
不思議なものでボールの色が画像によって全然違いますね。
どうでもいいことですが。
薬味を用意する
我が家の酒蒸しは、小ネギ・ニンニク・ショウガを薬味に使用します。
小ねぎは小口切りに。ニンニクとショウガはそれぞれみじん切りに。
…そう。ショウガが無かった。
まぁ、無いんじゃしょうがない(おもしろい駄洒落です)。
今回は小ネギとニンニクのみで作ってみようと思います。
あさりの酒蒸し 調理開始
まずフライパンに少量の油を入れ、ニンニクを炒めて香りを出します。
香りがたってきたらあさりとお酒を投入。
そうしたらすかさず蓋を閉めて、蒸す。酒蒸しですね。
このまま蓋越しに中の様子を見つめていると、数分で殻が開き始めます。
「も、もうだめだ…」
と言っているかどうかはわかりませんが、おおよそ殻が空いたら速攻で蓋を開け、最後に小ネギと、醤油をほんのひと垂らし入れて完成です。
塩味はもう十分についているので、醤油は味付けではなくあくまで香りづけの意味合い。また、あさりは蒸し過ぎるとどんどん固くなってしまいます。殻が開き始めたら手早く調理を済ませた方が美味しいと思いますよ。
あさりの酒蒸し 実食
それでは、いただきます。
うん。
ショウガが無くても意外といけます。もちろんあった方が美味しいと思います。
実がふっくらと蒸しあがってとてもいい食感!小ぶりですがプリッと仕上がりました。味付けらしい味付けは何もしていないのに、あさり自身の出汁でとても上品なスープになるんですよね。いくら食べても食べ飽きない、ご飯のおかずにもお酒のおつまみにもピッタリな料理だと思います。
何より、簡単なのがありがたい。
手間もかからないし、大体いつも同じ味に仕上がるし、家族もみんな大好きだし、献立に困ったらコレって感じ。非常にありがたい。
というわけで、今日もおいしくできました。
最近では朝晩がだいぶ冷えてきましたが、みなさまも風邪などひかれませぬよう。
ごちそうさまでした。