コンプレッサーとイコライザーで様子見
最近あらためて∀ガンダムを見返しています。
リアルタイムで見て、その後レンタルで見返したのが今から10年前ぐらいでしょうか。なので10年ぶりに三度見ているわけですが…まぁ面白いですよ。めちゃくちゃ面白い。わたしはガンダムが好きなんじゃなくて富野さんが作る物語が好きなんだなぁ…とつくづく感じさせられます。
ストーリー、キャラクター、物語のテンポ、独特のセリフ回し、どれを取っても最高。そして音楽はこちらも大好きな菅野よう子。もちろん最高。
大人のくせにこんなことを熱くブログに書いていると「いい大人がアニメなんか見てるんじゃない!」と富野御大に叱られてしまうかもしれませんね。
あ、ちなみに不評が多くみられるGレコも、もちろん大好きですよ。
言いたいことはたくさんありますが、不評原因の大多数を占めていると思われる「勢力がたくさん出てきているのに上手く書き分けることができておらず見ていても動きがわかりにくい」ということに関して1つだけ。
もう少し素直に見てみてください。
あれは人類が戦争の仕方を新しく覚えていく過程なのです。
トワサンガやザンクト・ポルトのようなものにコントロールされていた人類なら、それは辻褄が合わない戦い方もするでしょう。敵味方の行動原理にそぐわないことも多々あって当然です。戦争に関してはよちよち歩きの赤ちゃんなんだから。そういう描写たくさんあったじゃない。
つまり、「動きがわかりにくい」と感じているなら、それこそが富野さんがあの場面で描きたかったことの1つ。それこそが富野さんが作ったGレコという世界観の1つなのです!
何度この手の批評を目にしたことか…「キャラクターの行動に理由が見えない」とかなんとか…人の行動全てに明確な理由があると思うなよ。そういう意味でとても人間らしく描かれたキャラクター達なのに。どれだけアニメの文法に染まっているのさ。…いや、それはいいとして。
同じ不満を感じてGレコを「駄作」と切り捨てた全ての人に伝えたい。
「あなた方の感じた不満は、Gレコというアニメの一要素が正しくあなた方に届いた証拠です。」
なんだか偉そうな感じで書いてしまいましたが…まあいいか。好きなんです。
それじゃ、DTM始めます。
前回の記事はこちら。
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リミックスを進めていきます
しんちょくぅぅぅぅ~~
・「今日のうた」進捗音源
さて。
何から手を付けていこうかなぁ…とりあえず気になる部分でも挙げてみますか。
リミックスするにあたって気になる部分を挙げてみる
じゃ、挙げます。
全体的に音が軽い
ドラム・ベース・ピアノ・ギターというシンプルなバッキングのうえ、ハモリすらないという音の少なさにもかかわらず、真剣にEQをかけてしまったせいで、なんだか物足りない聴き心地になっています。そもそもドラムのボリュームが小さい気がする。
ギターの音がショボい
ギターの音をもう少し厚くしたいですね。歪みを強くするというか。
とはいえ既にZOOM G3Xを通してレコーディングをしているため、この上にさらにアンプシミュなどをかけたらどうなるのか…。
声が浮いている
これも単純にボリュームが大きいだけでしょうか。それともEQの問題なのか。どうも声が浮いて聴こえます。全体的に音が軽く聞こえてしまう要因の1つかもしれません。
こんなもんかな。
それではリミックスに取り掛かりましょう。
まずはEQとコンプで様子を見てみようか
今日はEQとコンプで全体のバランスを取ってみることにしました。
まずは何となくボリュームとパンを整えて。
・ボリュームとパンをざっくり調整(ノーエフェクト)
(※リミックスがしやすいように1番の歌を2番にコピペしました)
先ほどの音源に比べると低音域から中音域がとってもふくよかですね。
悪く言えば「もたもたした音質」ですが、よく言えば「暖かみのある音質」とも言えます。自分の今の気持ちとしてはこちらの方が好みです。
というわけで出来るだけこの暖かみを残しつつ、コンプもEQも軽めを意識してかけてみました。
・EQとコンプ済み
どうでしょうか。
自分的には2つの音源の中間ぐらいの雰囲気を攻めたつもりです。
EQはとにかく軽めに。
「音色をキレイに整える」という意識は捨てて、被って聴こえる部分をスッキリさせるだけに留めました。
が、生の状態にもかかわらずバスドラの音がどうにも軽かったので、胴鳴り部分をわずかにブーストすることに。
コンプはいつも通りしっかりかけたいギターなどにはRed3を、軽めにかけて生っぽさを活かしたいパートにはBT Compressor CP2SをRMSモードで使用しました。
今日はこんなところで終了です。
ガンダムの件の方が熱かったじゃないか、というツッコミはノーサンキュー。
次回はリバーブなどの空間系とマスタリングまで一気に済ませてしまう予定です。
それでは!