ショックマウント「CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MS40」のレビューや設置方法など
先日別記事でも紹介しましたが、コンデンサマイク用のショックマウント「CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MS40」という商品を購入しました。
参考:リフレクションフィルターを自作防音室にセッティングする【パート2】
上記参考記事はリフレクションフィルターの設置がメインで、ショックマウントについては詳しく触れていません。
というわけで、今日はレビュー…というと大袈裟ですが、使ってみた感想や設置方法などをご紹介しようと思います。
前回の記事はこちら。
→リフレクションフィルターを自作防音室にセッティングする【パート2】
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ショックマウント「CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MS40」の設置方法
購入先はSOUNDHOUSE様です。
画像の通りシンプルな梱包で届きましたよ。
開けると中にはショックマウント本体と、替えのサスペンション(ゴム)、それと隙間を埋めるように緩衝剤代わりの紙が入っていました。
ショックマウントを手にするのは初めてですが、思っていたより重いんですね。
造りとしては外のリングと、実際にマイクをホールドする中のパーツとがゴムのサスペンションで組み合わされている形です。マイクスタンドを伝わってくる振動をこのサスペンション部分でシャットアウトする、という構造なのでしょう。
ちなみに、数ある商品の中でこのCLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MS40を選んだのは、レビューで「CM25がフィットする」という情報を読んだから。あと安いから。
CM25というのはわたしが使用しているコンデンサマイクですが、Focusrite Scarlett Solo Studio g2(オーディオインターフェイス)に付属していたバンドル商品なんです。
参考:Focusrite Scarlett Solo Studio g2 購入!そして開封!
…なので、確実に安いもののはず。
いや、決して文句をつけたいわけじゃないんだ。実際、現在試行錯誤しながらメインで使っているマイクですからね。まぁショックマウントにお金をかけるほどの製品じゃないんじゃないかなーみたいな。ショックマウントにこだわるぐらいなら歌の練習でもした方がはるかに効果的なのかなーみたいな。そんな感じで適当に安いものを選んだというわけです。
そもそもDTM自体、未だに初心者なわたし。もう少し自分がレベルアップして不満が出てきたらこだわってみようと思います。
さて。
肝心の設置方法ですが、まずショックマウントのマイクホールド部分にコンデンサマイクをねじ込みます。
↓
画像の通りマイクが太い分にはある程度パーツが開きますが、細いと落ちてしまいますね。サウンドハウス様の商品ページによると対応サイズは「約43mm径のマイク」だそうです。参考までに。
あとはこれをマイクスタンドに取り付ければOK!
取り付け部分については普通のマイクホルダーと一緒です。安心ですね。
最後に音質の変化を確認してみましょう。
ショックマウント「CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MS40」の効果
それでは音源をどうぞ。
・ショックマウント取り付け前
・ショックマウント取り付け前
※リフレクションフィルターは使用していません。
結構変わりましたよね。
少なくとも、わたしが値段から想像していたよりははるかに効果的でした。不必要に重い低音域がかなりスッキリした印象です。ということは、低音域の振動ってマイクスタンドを伝わってマイクに入りやすいということなのだろうか。それともこれはわたしの自作防音室ならではの特性なのだろうか。
専門家ではないのでいつもの通り答えは出ませんが、とりあえず効果が出てよかった。
高いコンデンサマイクって普通は専用のショックマウントが存在するものみたいですが、CM25ですらこの程度の効果があることを考えると、高いコンデンサマイクの精密な解像度ならばショックマウントが必須であることもうなずけますね。
というわけで、今回はショックマウント「CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MS40」のレビューと比較音源をご紹介しました。
それでは。