8ビートのオリジナル曲「チルドレン」完成
「8ビートで曲を作ってみよう」ということで、SONARを使用して作曲を進めてきましたが、やっとオリジナル曲が完成しました!
・オリジナル曲「チルドレン」(作詞/作曲/編曲/歌 町田キリコ)
ベースがついて、曲に背骨が入ったような、しっかりした感じになりましたね。
結局歌は録り直しませんでした。超鼻声w
副鼻腔炎の調子がよくて気が向いたら録り直そうかな。
じゃあ細かい部分を解説しますね。
前回の記事はこちら。
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今回、トラック全体ではこんな感じになりました。
下半分のオーディオデータ(波形のトラック)は全部歌、上半分のMIDIデータはそれ以外の演奏部分です。
それでは今回作曲した部分を解説しますね。
SONARの使い方がわからない人はこちらも併せてご覧ください。
ベースとハイハットの作曲
ベースとハイハットとバスドラのみの音源を用意しましたので、まずは聞いてみてください。
・ベース+ハイハット+バスドラ
ベースは同じ低音仲間であるバスドラとのシンクロを意識しつつ、前回の曲同様、各コードのルート音をメインに作曲しました。
R&Bではバスドラと完全にシンクロしているベースラインもよく聴きますよね。タイトでかっこいいんだけど、この曲では完全にシンクロするパターンだとあまりおもしろくなかったので、結構バラバラになっちゃいました。
ハイハットは基本前回と同じなんですが、サビ部分のみ少しパターンを変えてあります。サビの入り口にシンバルも追加しましたよ。なんとなくサビっぽい感じになりましたよね。つーかちょっと目立ちすぎか…?
…
ま、いっか!
歌部分の作曲
続いて歌で今回作曲した部分を解説しますね。
波形のトラックがぶつ切りになってますね。これはその部分を録り直したからです。
一回全体で歌ってみて、気に入らない部分をピンポイントに録り直した部分もあるし、始めから分けて録ったトラックもあります。こういう自由な編集ができるのでSONARはとても楽しいですね。
一番上の茶色トラックは前回作曲した主旋律です。Bメロコーラスも前回ご説明しましたので、今回はサビの部分を見ていきましょう。
サビ主旋律
まずはサビの主旋律です。他ハモりとのバランスを考えて、主旋律とは別のトラックに録りました。
・サビ主旋律
ひどい鼻声だ…いや、聴かなかったことにしよう。全て忘れよう。1、2のポカン!
この主旋律をもとに、上下にハモりを重ねています。ハモり部分も別音源にしてみたので聴いてみてください。
サビコーラス高
主旋律より高い部分のハモりです。
・サビコーラス高
Bメロコーラスと同様、同じメロディを二つのトラックで別々に歌って、それぞれのPANを左右に思いっきり振ってあります。リバーブも他のトラックより強めにかけてあるので、空間的な広がりが出てますよね。
ちなみにサビコーラス低も同様の設定です。
サビコーラス低
主旋律より低い部分のハモりです。
・サビコーラス低
低い音って歌うの難しいですね。
鼻声だし下手だし…いや、聴かなかったことにしよう。全て忘れよう。1、2のポカン!
で、今までのサビ音源を合わせたのがこちら。
・サビ全体
本当はもっと計画的にハモりを考えるとコード感が出ると思うんですが、わたしの場合は主旋律を聴きながら適当に合わせて歌っているだけなので、イマイチコード感がありません。次回はもうちょっと工夫してみようかな。
つーかマイクのノイズがひどいね 笑。もう壊れかけてるし、買い替えようかな。
ミキシング作業
最後にミキシング作業です。
DTMのミキシング作業って本当に難しいですね~。これはきっと、SONARの使い方にかかわらず、わたしのような初心者にはどのDAWソフトを使っても難しいんだと思います。ネットでいろいろ調べながら正しいと思われる方法でミキシングしてるんだけど、知らない事ばかりで自分がいかに初心者かを思い知らされる毎日…。
何度も繰り返すうちに段々上手になればいいんだけど。
イコライザー
ボーカルトラックのみ抜粋してご紹介しますね。
1番をhighpassにして音色が変わらないギリギリまで低音をカット。後はpeakでブーストし、左右にスライドしながら嫌な音のする場所を探してはカット…探してはカット…で、5番の辺りはむしろ気持ちい感じだったので、多少ブーストしてみました。
ドラムやベースについても、トラックを聴きながら同様の手順で処理しています。
コンプレッサー
これもボーカルトラックの設定をご紹介。
いやね、これが一番てこずった。聴けば聴くほど迷うっていう完全魔界状態。
とりあえず画像のような設定に落ち着きましたが、正解が全くわかりません。レシオは3~5ぐらいがいいんじゃないかと思います。多分。とりあえずレシオ3にして、音量がある程度一定になり尚且つ不自然なコンプ感にならないようにスレッショルドを調節…。ん…?まだ変に音が大きい部分があるな、スレッショルドをもう少し下げよう…音が不自然に圧縮されて揺れるな…リリースタイムを長くしてみよう…なんか気持ち悪い音だな…スレッショルドをもう少し上げるか…ん?変に音が大きい部分があるな(以下無限ループ)。
で、耳がイカれて魔界行きですよ。あぁ疲れた。
いまだに正解がわからん。
リバーブ
なんとなく生々しい音にしたい気分だったので、リバーブはあまりかけない方向にしました。
バスを作成して、Studioverb2のプリセットからPiano Room, Smallを選択。リバーブのかかったバスに各トラックからセンドするやり方です。聴き直してみると、それにしたってリバーブ少なすぎかなって気も…
いや、振り返らない。
今回こんなんばっかだな。
8ビートの曲 ついに完成!
上記の作業の結果、やっと曲が出来ました。
改めて掲載しておきますね。
・オリジナル曲「チルドレン」(作詞/作曲/編曲/歌 町田キリコ)
なんだかんだ言っても、大体イメージ通りになったのでとても充実感があります。
超嬉しい!
DTM楽しいなぁ~SONAR LEの使い方も大分わかってきましたよ。今回上手くいかなかった部分は全部次回の反省点ってことで持ち越しです。録り直しするより違う曲作った方が楽しそうだからね。
次はどんな曲を作曲しようかな。
それとも新しく覚えたSONARの使い方をご紹介しようかな。
それでは。