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最新音源「歌が上手くなる方法」より【2022/6/30更新】 6/30更新

ボーカルのイコライジングを掘り下げてみる

のんびりと音楽スキルを上げていく

もう1年半もDTMをやってきたというのに、未だにしっくり来ていないイコライジング作業。やれどもやれども上手くなった気がしないのです。

この辺りで1回現状を整理しておいた方が良さそうな気がするんだよなぁ…なんてことを思ったり。

というわけで、今回は歌モノの曲で特に重要な「ボーカル」のイコライジングについて、少しゆっくり考えてみようと思います。

 

前回の記事はこちら。

バイノーラルパンと普通のパンを比較してみる

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普段通りにボーカルのイコライジングを行ってみる

とりあえずはいつも通りにミキシングしてみますか。

といっても1つ1つ考えながら、ゆっくりと。

 

使用する音源は前回バイノーラルパンの記事で作成したこいつです。

 

・バイノーラルパンの参考音源

参考:バイノーラルパンと普通のパンを比較してみる

 

・歌を入れてみた

 

適当に歌を入れてみました。

イコライジングの練習、ということで音程に幅を持たせて歌ったつもり。いつもの通り所々ミスっている雑音源ですが、ご容赦下さいまし。

こいつにコンプをかけて。

 

・ボーカルにコンプをかけた

 

あくまでもイコライジングが主旨なのでオートメーションは使用していません。それでも出来るだけ丁寧に、TDR Kotelnikovを浅めの2回がけしてあります。

…が、それでも結構音色が変わってしまうんですよね~。高音が減衰しているのか、それとも中音域が強調されているのか、いずれにしても空気感が失われています。

 

まぁコンプだからねぇ…そうなってしかるべきなんだけど。

鋭いQで音の雑味を見つけて、カット → 鋭いQで音の(繰り返し)

それではイコライジングをしていきます

まずは低音域を音色が変わらない程度にカット。

続いて、Qの角度を鋭くしつつ音の雑味を探していくと…

sonitus_equalizer 画面 音の雑味を探す

*241Hz付近に雑味を発見*

・241Hz付近の雑味

共鳴でしょうか。変に音が広がって声の輪郭がぼやけています。カットしましょう。

sonitus_equalizer 画面 音の雑味をカット

*241Hz付近の雑味をカット*

・241Hz付近の雑味をカット

効果が出るようにQ値を再調整しつつカットしました。

低音域をカットすると相対的に高音域が目立ってくるので、中音域はひとまず後回しにして次は高音域を探ってみましょう。

同様にQの角度を鋭くしつつ音の雑味を探していきます。

sonitus_equalizer 画面 音の雑味を探す

*3kHz付近に雑味を発見*

・3kHz付近の雑味

3kHz辺りにホシを発見しました。ホシの名は「倍音 太郎」。

挙げちまいましょう。

sonitus_equalizer 画面 音の雑味をカット

*3kHz付近の雑味をカット*

・3kHz付近の雑味をカット

 

段々きれいな音になってきましたね。

倍音 太郎の近くにもう一人の共謀者「倍音 花子」が潜伏していたのでついでに挙げておきました。

sonitus_equalizer 画面 音の雑味をカット

*しつこい倍音一味*

最後に中音域です。

376Hz付近に雑味を発見。

sonitus_equalizer 画面 音の雑味を探す

*376Hz付近が怪しい*

・376Hz付近の雑味

これも共鳴でしょうかねぇ。それとも私の声の成分なのか。

わかりませんが、いずれにしろ音がぼける原因になりそうです。カットしましょう。

sonitus_equalizer 画面 音の雑味をカット

*合わせて457Hz付近もカット*

457Hz付近にも同じような雑味があったのでカットしました。

・376Hz付近と457Hz付近の雑味をカット

 

こんなもんかなぁ。

これ以上やるとドツボにはまりそうな気がするのでやめておきます。

それではここまでのイコライジングを経た通し音源をどうぞ。

 

・イコライジングで雑味を除去

声の響きを補正する

先ほどの音源、どうも最後のロングトーン(00:19~)がこもって聴こえませんか?

直せるものなら直したいので、Novaで追加のイコライジングをすることに。

TDR Nova 画面

*500Hz付近をカット*

Novaのアナライザによると、該当の場所は500Hz付近が大きく出ていることが判明。ピンポイントにカットします。

画像では大きくカットしていますが、Novaはダイナミックイコライザーなので入力信号が大きくなればなるほど大きくカットしてくれるのです。つまり他の個所にはそれほど影響しないというわけ。本当に便利なVSTプラグインですが、悲しいことにNovaを挿した瞬間にSONARが重くなります…。

 

・Novaで処理した後

 

・さらに適当にリバーブをかけて音量調整

 

以上でひとまず今日の作業は終了!

手順をまとめておこうかな。

現状のイコライジング手順 まとめ

わたしが現在ボーカルのイコライジングを行う際の手順は以下の通りです。

1.低音成分をカット

音色が変わらないように気を付けつつ、不要な低音成分をハイパスフィルターでバッサリとカットします。

2.音の雑味を除去

鋭いQで音の雑味を探し、ピークで除去します。低音域をカットすると高音域が、高音域をカットすると低音域が相対的に目立つようになるので、音のバランスを見ながら進めるようにしています。

3.声の響きを補正して終了

ピークの他、必要があればハイシェルフ、ローシェルフ、ローパスフィルターなども使用しつつ、声の響きで気になる部分を補正します。他トラックとのバランスも重要です。トラックに埋もれるようなら高音域をブーストして距離感を近くしてみたり、ギターやピアノなどと音が被っていたらカットしてみたり、何かと工夫が必要。

 

こうして書き出してみると、2番まではそれほど問題なくできている気がする。

やっぱり3番だよなぁ…ここが一番の問題。自分の中でやり方が確立していないので、何を書いていいのかよくわかりませんでした。

 

次回はこの辺りを攻めつつ、自分なりにまとめてみようと思います。

 

それでは!

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