とりあえずハイパスフィルターとwavesのNLSを挿してみた【久々でよくわからない】
前回でミキシングの準備までは終了しました。
よしやるぞ!と意気込んでみたのはいいものの、実際Sonarを立ち上げてミキシング作業を進めてみようとしたところ、あら不思議。
…これ、何をすればいいんだっけ?
久々すぎてよくわかんなくなっちゃった。てへ。
前回の記事はこちら。
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ミキシングって何から進めるんだったっけ。ハイパスフィルターだっけ。
手始めに、オーディオ変換後にリセットしてあったボリュームやパンを再調整しました。
…が、そこから先がわからん。
どういう順序でどういう作業をしていたのか、すっかり忘れてしまったみたい 笑。困ったもんだ。
自分で書いたミキシング記事などを読み返してみると、順序など具体的な部分は何となく思い出してきたのですが、気持ちの部分とでも言いましょうか…その作業のキモが何なのかっていうような、メンタル部分がどうも腑に落ちません。
まぁ、どうでもいいか。
とりあえず再び全て忘れて、気になった部分から適当に手を付けていくことにします。
現状一番気になるのは低音域のもたつき。なので、手始めにハイパスフィルターで低音域を整えていこうかな。以前も大体そんなノリで進めてきたような気がする。
SSL E Channelを使用してハイパスフィルターをかける
それでは早速。
Wavesのチャンネルストリップ「SSL E Channel」を各チャンネルに挿し、ハイパスフィルターをかけていこうと思います。
自分なりのポイントは確か、
・いコライジングを行う対象のパートだけでは無く、パート全体を満遍なくチェックしながら作業を行うこと。
・音色の変化が起きる(音が痩せ始める)ギリギリの部分までカットすること。
こんな感じだったはず。
音質はパート全体が相互で影響し合っているので、他パートとの兼ね合いを必ずチェックしなければいけませんよね。で、周波数帯域が被っている部分というのは、ある意味でお互いが補い合っている関係だとも言えます。なので、きれいにカットしてあげれば、音の印象には変化のないままもたつきだけが取れる、みたいな。
そんな感じだったと思いますが…合っているだろうか。
※ハイパスフィルターをかけた後の音源は後でまとめて掲載します。
Wavesのアナログコンソールシミュレータ NLS(Non-Linear Summer)を全体に挿してみる
やっぱり、久しぶり過ぎてハイパスフィルターの作業がどうにもしっくりきません。
このまま真剣にやり続けると初っ端から魔界入りしてしまう恐れがあるので、適当なところで作業を中断し、気分転換に違うプラグインを試してみることにしました。
これです。
このプラグインって前もどこかの記事で紹介しましたっけ?
忘れてしまいましたが、わたしの所有している他の有料プラグインと同様、セール期間を狙って格安でゲットしたものです。
これは何かというと、3人の有名なプロデューサー / エンジニアが所有しているアナログコンソールをシミュレートしたもので、それぞれ3タイプのアナログコンソールを通した場合のノイズとか、ハーモニクスとか、そういったアナログな風合い、色合いを演出することが出来るプラグインです。
わたしは基本的にデジタルチックな音色が苦手なので、セールの際に嬉々として購入しました。
これも先ほどのSSL E Channel同様、各チャンネルに満遍なく挿しました。
※詳しい使い方については現在マニュアルを参考にまとめています。
それでは、ここまでの音源をどうぞ。
・虫取りをする時の曲 今日の全体像
【比較】ミキシングを始める直前の音源
お。意外とうまくいっているような、あんまり変わっていないような 笑。
音量自体が変化しているので余計に分かりにくいかもしれませんが、音色の変化はそれなりで、低音域のもたつきが取れたように思います。もう少し攻めてもいいのでしょうか。アナログ感はひとまずいい感じ。
そういえばSSL E Channelにもアナログスイッチがあるんだよなぁ。NLSに重ねてこっちもONにしてみたらどうなるんだろう。
【比較】SSL E ChannelのAnalogもOnに
どんなもんでしょう。特にこれといった面白い変化は起きませんでしたね。
それでは今日はここまで!
次回はそうだなぁ…あれか、コンプもかけなくちゃいけないのか。じゃあコンプをかけつつ、ハイパス以外のEQを攻めてみようかな。
お楽しみに。