けんちん汁風のつけ汁でざるうどんを食べる
先日、秘密のケンミンSHOWを見ていて知ったのですが、群馬県では「けんちん汁」風のつけ汁でざるうどんを食べるんですって。
で、それを見ていた息子が一言。
「これ食べたい!これと同じの食べたい!」
…あらそう。
それじゃあ作ってみようかしら。
前回の記事はこちら。
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けんちん汁風のつけ汁を作る
よく考えると「けんちん汁」というものを作った記憶が無いのですが、テレビによると根菜や何かを醤油ベースのお汁で煮込んだもののよう。
とりあえず見た通りに作ってみますか。
で、用意したのが以下の材料です。
本来ならぜひゴボウを入れたいところ。
でも「これ食べたい!」と言った張本人が苦手なんですよ。しょうがないので泣く泣く割愛しました。惜しいね。
これらをお鍋で炒めて、
油が馴染んだら水を入れて煮たたせて、
灰汁をすくったら弱火にして蓋を。
↓
そうそう、蓋をする前に顆粒出汁と酒、みりん、しょうゆで味付けをしておきました。
そして途中で豆腐を加えつつこのまま煮込むこと約30分…。
なかなか美味しそうに出来たんじゃないでしょうか。
つけ汁ということなので少し濃いめの味に調節しましたが、どうでしょう。
付け合わせのきんぴらごぼうも忘れずに
テレビを見ていて特に印象的だったのが「きんぴらごぼう」です。
ざるうどんの付け合わせとして一緒に食べるんですって。なんならお汁に混ぜて食べていたシーンもあったなぁ。
せっかくなのでこちらも再現してみましょう。
あくまで付け合わせなので、これならゴボウ嫌いな息子も大丈夫です。食べなきゃいいんだからね。
スーパーにこんないいものが売っていました。
これをごま油で炒めて、酒、醤油、多めの砂糖で甘口に仕上げます。
これも本来なら輪切りの唐辛子を入れたいところなんだけど…もし子どもたちの気が変わった場合にもったいないですからね。
せっかくの食べるチャンスを辛みでダメにするのは嫌なのです。
さ、ここまで出来たら後はうどんを茹でるだけ!
↓
今日は乾麺にしたのですが多めに買い過ぎてしまったようで、実は画像の3倍の量があります。まさにシャア専用。ルウム戦役で連邦の戦艦をカタパルト代わりに加速した、あのシャアザクの速度と同様の3倍です。
果たして食べきることが出来るのか。
フィンファンネルで勝てるさ。
けんちん汁風つけ汁で食べるざるうどん 実食
それでは早速。
いただきまーす!
ズルズル…
…
むむぅ…これは…
うまい!
群馬県人さすがですね。これ、すっごく美味しい!!
普段の麺つゆに慣れているせいか一口目こそ物足りなくなりましたが、食べ進めるうちにすぐ慣れてしまいました。鶏肉と根菜の出汁が織りなす、普通の麺つゆとは一味違った口当たり。どこか懐かしくてほっこりする感覚。あっさりとはしていますが、具沢山なので食べごたえは十分です。このつゆで煮込んだうどんなら一度は食べたことがありそうなものですが、「ざる」は本当に初の感覚でした。
でもこうなると残念なのはゴボウですよね。絶対入っていた方が美味しかったと思うんだけど…。
きんぴら、いってみますか。
いやいやいや…。
これ本当に美味しいわぁ…ゴボウのパワーがすっごい。
やはりこの手のお汁にはゴボウ必須ですね。たりないピースがピッタリとハマった感じ。
歯ごたえの楽しさはもちろん、ケンミンSHOWでも言っていましたが、うどんの水分で薄くなったつゆを補完する意味でもうれしい付け合わせです。味変、というほどの新鮮さはありませんが、食べ飽きた気持ちをリセットするぐらいのパワーはありました。
そんなこんなで結局完食。
3倍もなんのそのでした。諸時期食べ残しの冷凍も視野にしていましたが、大勝利です。ア・バオア・クーの陥落です。ぼくにはまだかえれるところがあるんだ…こんなに嬉しい事はない…ララァなら許してくれるよね…。
本当に美味しいので、マジでおすすめ。
ごちそうさまでした。