ミキシング第2夜~イコライジングに四苦八苦~【小曲2曲目Part6】
さっきからお腹痛い。そして気持ち悪い。
家族が一人、また一人と風邪をひいていく中、なぜか単騎で生き残っていたわたしですが、そろそろ降伏宣言をする時が来たのかもしれません。
シャアなら「まだだ、まだ終わらんよ!」とでも言うところなのでしょうが…わたしはそんな気分じゃないかも。
とりあえず、DTMを始めます。
前回の記事はこちら。
→ミキシングの準備ついでに少しだけ実作業に踏み込んでみた【小曲2曲目Part5】
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ミキシング第2夜~イコライジングに四苦八苦~
進捗音源の時間がやって参りました。
・小曲2曲目 進捗音源
前回よりミキシングを開始した小曲2曲目です。
準備を済ませて、NLS / Tony Maserati Signature Seriesなど、最早「いつもの」となったプラグイン達を挿し、一部のパートだけSSL E Channelでコンプとハイパスをかけてあります。
めちゃめちゃ中途半端な状態なので、今日はとにかく全パートの基本的なイコライジングを済ませることを目標に、余裕があれば空間系に踏み込むつもり。
イコライジングをがんばる
なにはともあれイコライジングです。
対象トラックにSSL E Channelを挿し、基本的に全トラックを鳴らしながらハイパスで低音域をカット。その後適宜調節していきました。
が、正直ハイパスとローパス以外はほとんどいじっていません。Tony Maserati Signature Seriesである程度音色が整えられているので、それでいいかな~って感じで。
唯一バスドラだけ、ちょっとだけ工夫しましたよ。
何となく音像がぼんやりとしていたので、試しにLow Frequency(LF)を使って100Hz辺りを少しブーストしてやると音に張りが出ました。その程度です。
ボーカルとギターにディレイをかけて馴染ませたいのだが…
この時点でまだ時間があったので、延長戦に突入です。
やっぱり生ギターは浮きますね。
そしてその生ギターにつられてボーカルも浮いて聴こえます。少々浮いている程度なら、なんか適当にゴチャ~っとまとめて、ムニュムニュと丸めて、エイヤッとごまかしてしまうところなのですが、ここまで分離しているとそうもいかなそう。
というわけで。
久しぶりに登場です。
SONAR LE時代から使い慣れている「Tempo Delay」。
いくつかあるディレイのプラグインの中から、今回は特に扱いの簡単なこいつをチョイスしました。とにかく手軽に済ませたいところなので。
しかし…大変なのはここからだった…。
ディレイをかけた結果まぁそれなりに曲に馴染み、一つ問題が解決したのはいいのですが、そうしたら今度は妙に他の部分が気になってしまい、ディレイいじって~それに合わせてまた全体のイコライジングを調節して~またディレイいじって~ドラム全体にリバーブかけて引っ込めてみたり~ディレイいじってみたり~ベースのステレオ感を広げてみたり~マスターにリバーブ挿して統一感を出してみたり~ディレイいじってみたり~といった具合で、もう取っ散らかってしまって収集がつかない状態に。
そう、魔界入りのお時間です。
いやぁ~久々ですな!こうして鬼たちに囲まれるのは。右も左も鬼。上にも下にも鬼。見渡す限り、辺り一面鬼だらけ。
・小曲2曲目 今日の完成音源
うむ。
こうして音源を聴くと、まぁそれなりに聴こえなくもないような…
しかし、何をしてどう変わったのか、これから何をすればもっと良くなるのか、そういった実感と方向性が抜け落ちているので、良し悪しを含めて正直もうよくわかりません。
とりあえずギターの高音域はかなり削りました。あとボーカルのイコライジングも何度も直して、FXも盛ったけど…それがなんだというのか。わからん。
今ふと閃きましたが、リバーブをちゃんとかけたらよくなるかも。大きめのリバーブをセンドリターンで薄っすらかけて曲の隙間を満たす感じ。どうかなぁ。
今日は時間切れなので、次回はその辺りを試してみることにします。
くわばらくわばら。