アジのなめろうがご飯に合い過ぎる
今日は先日作ったアジのなめろうでもご紹介しようかな。
「なめろう」って言葉、なんだか響きがいいですよね。なめろう…。
どういう意味なんだろう。なめろう。何度でも言いたい。
言葉の由来をググってみたら、食べ終わっても皿を舐めたくなるほど旨いからなめろうっていうんだって。やっぱり舐めるからなめろうなのか。
次の曲のタイトルに使えそう。
「部屋とYシャツとわたしとなめろう」
…
「なめろうの向こう側に」とかはどうですか。
では次の曲です。町田キリコさんで「なめろうの向こう側に」。
前回の記事はこちら。
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アジのなめろうの作り方
じゃあ早速作っていきましょう。材料はこんな感じ。
香味野菜は家にあるものを適当にチョイス。今回は長ネギ、ショウガ、ニンニクと、ちょうど大葉があったので大葉も使いましたよ。
アジは中型が3匹です。
このぐらいのサイズだと本当はフライとかにしたほうが美味しいと思うんだけど、この日はどうしてもなめろうが食べたくなっちゃったのでなめろうにしました。最近は味のいい大ぶりのアジがスーパーに並んでいるのでなめろうには最高ですね。…味のいいアジ。まぁいいか。
なめろうの下ごしらえ
香味野菜はみじん切りです。
なんか大葉が適当だな 笑。まぁどうせ後でアジごとたたくからいいんです。
ショウガは食感が強いので苦手な人はすりおろした方がいいかも。わたしは擦る時もあるしみじん切りの時もあるし…その時の気分で色々です。
アジは三枚におろします。
おろしかたに特にコツはありません。普通に三枚におろしただけ。あ、でも皮は包丁の背を使った方が引きやすいですよ。
なめろうの下ごしらえは以上で終了。簡単ですね。
アジをたたく。とにかく叩く。
さて、ここからがなめろうのメインイベントです。祭りの華です。
香味野菜とアジを合わせて叩きまくりましょう。
写真ではいきなり混ぜちゃってますが、アジは先にぶつ切りにしておいた方が混ざりやすいですよ。そして叩く。
恨み、怒り、妬み、嫉み…。
あらゆる負の感情をアジに注入するのだ。料理は愛情?…そんなの関係ねぇ!
上の画像ぐらいだと「アジのたたき」ですかね。
でも今回はなめろう。もっと粘りが出てくるまで叩きます。まだネガティブが足りねぇんだよぉぉぉ…悪羅悪羅ぁ!憎い…全てが憎いよぉ…!
味噌も忘れずに。味付けはこれだけです。わたしはご飯と一緒に食べるのが好きなのでちょっとだけしょっぱめにします。まぁこの辺はお好みで。
で、いい感じに滑らかになって粘りが出てきたら完成です。
世界中のネガティブを注ぎ込んだ逸品が完成。負のオーラがその身を漂う…。サタンも愛したという悪魔の生贄。これが「Namerou」だ。
ちょっと叩き足りんかったな。
アジのなめろう 実食
また実食画像撮り忘れちゃった。
え~、そんなわけで実食です。
香味野菜によりアジの臭みが消え旨みだけが残り、唯一の味付けである味噌と相まってパーフェクトなおいしさ。もちろんお酒のおつまみにも最適ですが、わたしはとにかくこれをご飯と一緒に食べるのが大好きなんです。ホカホカご飯と冷やっとしたなめろうのコントラストが口の中を賑やかに彩り、まるで味覚がダンスを踊っているかのようだ。そしてその熱いパトスがらせん状に脊椎を駆け上がり天空のスパイラルが…、そのスパイラルハリケーンがぐるっと回る感じで…ね。らせんの竜巻がチョココロネみたいにグルっと極彩色の玉虫色のアレが…ね。
ね。
まぁあれだ。とにかく旨いってことです。
最近いいアジも出回っているし、とにかく簡単なのでぜひお試しくださいませ。
ごちそうさまでした。