「W1 Limiter(リミッター)」のダウンロード方法と使い方
そういえば、8ビート第二弾を作曲する際にSONARにプラグインを追加したのをお伝えするのを忘れていました。
「プラグイン」っていうのはソフトに機能を追加するためのプログラムの事です。今回はマスタリングに使用するW1 Limiterっていうフリーのエフェクターを追加しましたよ。
というわけで、今日はSONARにプラグインを追加する方法をご紹介しようと思います。
前回の記事はこちら。
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【この記事はVSTプラグインの動作を保証するものではありません。VSTプラグインのダウンロード、インストールなどは全て自己責任でお願いします。】
他にも魅力的なVSTプラグインエフェクト&シンセをご紹介しています
プラグインを追加する方法
まず、プラグインにはいくつか種類がありますが、今回はVSTプラグインの追加方法についてご紹介しますね。ちなみにVSTはSteinberg’s Virtual Studio Technologyの略なんだって。SteinbergっていうのはCubaseっていうSonarみたいなDawソフトを作ってる会社なんだって。
…
どうでもいいや。
とにかく、サードパーティー製のプラグインの多くはVSTプラグインだそうなので、VSTプラグインの追加方法さえ押さえておけば間違いなさそうです。
W1 Limiterをダウンロードする
いやあ、DTM用のフリーのプラグインって本当にたくさんあるんですねー!全然知りませんでした。「DTM エフェクター フリー」とかでググるとたくさんヒットしますよ。これならお金を使わなくても全然困らなそうですね。もちろんプロの使うエフェクターよりクオリティは劣るんだろうけど、わたしの様な初心者には関係ありません。その内フリーのエフェクターの検証記事でも書きたいですね。そのうちね。
さて、今回はW1 Limiterっていうフリーのリミッターをダウンロードします。
リミッターっていうのは一定値以上の音量を全てカットしてしまう強力なエフェクターです。コンプレッサーがスレッショルド値を超えた音量をレシオ値に応じて「圧縮」するのに対し、リミッターは容赦なくカット。血も涙もありません。
色々調べてみたら、このW1 Limiterがとても簡単に使えて(これ超重要)リミッターのかかり具合も自然で、音圧を簡単に稼げるとのことだったのでぜひ使ってみたいと思ったわけです。
早速公式サイトにアクセスしてみます。
→W1 Limiter公式サイト:yohng.com · W1 Limiter
公式サイト左カラムのw1limiter-win.zipをクリックしてダウンロードします。
煩雑なユーザー登録等も無く、簡単にダウンロードできちゃいましたよ。良心的だなぁ。
ダウンロードしたプラグインを追加する
追加の仕方をとりあえずググってみます。
新しいVSTプラグインをインストールするときには、インストール先のフォルダに注意してください。その場所がインストール時にプラグインの製造元によって設定される場合が多いためです。一般的なデフォルトのインストール先としては、次のようなフォルダがあります。
C:¥Program Files¥Cakewalk¥VstPlugins(推奨)
C:¥Program Files¥Steinberg¥VstPlugins
C:¥Program Files¥VstPlugins
引用:Cakewalk – SONAR X3 Documentation – SONARで新しいプラグインが認識されない
なにやら推奨されてますね。
どうやら【C:¥Program Files¥Cakewalk¥VstPlugins】に入れればいいらしい。何しろ推奨されてるんだから。推奨されてるんなら間違いない。推奨したくせにダメだということであれば訴訟も辞さない覚悟です。
解凍したW1 limiterを指定のパスに格納しました。
さて、SONARを開いて確認してみましょう。訴訟かな…。
コンソール画面より、エフェクトを追加したいトラックの【FX欄を右クリック→オーディオFX→w1limiter-win】でOK。ちゃんと追加されていますね。訴訟をしなくて済みました。ちなみにその上のproximityってやつもフリーのプラグインで同じ方法で追加したんですが、今回は使ってないので説明は割愛します。
超簡単な使い方ですね!エフェクター自体はフリーでわんさかリリースされているので、楽しみが広がりそうです。グフフ…
W1 Limiterを使ってみる
折角なので、フリーのプラグイン「W1 Limiter」の使い方もご紹介しますね。
見よ。項目は、
Threshold
Release
Adaptive Release
Ceiling
の四つだけ。
スレッショルド、リリースに関してはコンプレッサーと一緒。Ceilingは音の最大値を設定するもので、通常はデフォルトでOK。Adaptive ReleaseについてはWeb上に有力な情報が無く、確定的なことが言えないのであえてご説明しませんが、これもデフォルトでOK。基本的にはスレッショルドを音が不自然にならないぐらいに下げて行くだけで設定完了です。超簡単ですね!
しかし、
効果は絶大なのであった…
・W1 Limiterをかける前
・W1 Limiterをかけた後
極端にかけたせいで音質がせんべい布団のように潰れていますが効果は絶大です。しかもこんなに極端な設定にしたにも関わらずそんなに破滅的な音質になっていません。恐るべしフリープラグイン…。
8ビート第二弾の完成音源では、スレッショルドを-2.2に設定してあります。上記音源に比べるとささやかですがそれでも効果は絶大です。
参考に載せときますね。
・8ビート第二弾完成音源
ちなみに、曲のタイトルは「Sun」です。
いやぁ~どこの誰が作ってくれたのか知りませんが超ありがたいですね。
フリーのプラグイン、もっと研究してみようと思います。
【この記事はVSTプラグインの動作を保証するものではありません。VSTプラグインのダウンロード、インストールなどは全て自己責任でお願いします。】