オートメーション祭り、開催。
2曲目ミキシング編第三弾!そろそろこの曲も完成の気配です。
未だ問題がちらほら残っていますが、上手くミキシング処理できるでしょうか。
前回の記事はこちら。
→中音域をカットし過ぎないイコライジング、からのリバーブとか。
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イコライジング、再修正
さて。1日置いて音源の再確認です。
昨日はそれなりに満足して完成した音源。でも1日経つと大抵印象が変わっているものなんですよね…。
・アップテンポのオリジナル曲 進捗音源
やっぱり。
昨日も感じたことですが、今度は少々中音域を重たくし過ぎてしまったようです。あくまでわたしの主観ですが、中音域に音が集まりすぎてお団子のようになってしまっていますね。
これはイコライジングをやり直した方が良さそうです。
1日置いてみてよかった。
というわけで気になる部分、特に中音域をちょこっと調整しましたよ。
特に工夫したのはボーカルです。
随分派手なカーブに見えますが、TDR Novaのダイナミックイコライザーとしての機能が効いた結果で、実際にはそれほど極端な設定ではありません。
ポイントは6kHz付近のブースト。
わたしは普段滅多にブーストすることは無いんですが、今回は2.0dBブーストしてみました。結果はなかなかの成功。
ちょっと音源を聴いてみて下さい
・イコライジング再修正(ボーカル以外のパートも変更しています)
どうでしょう。
音の支えは失わず、高音域の抜けが良くなったような気がしませんか。
ブーストってこんな感じで使うんですね。先ほど「わたしは普段滅多にブーストすることは無い」と書きましたが、正直に言うと、今までブーストの使いどころがよくわからなかったんです 笑。が、今回のことで少しブーストの感覚が掴めた気がしました。6kHzをブーストすることの良し悪しはまだしっかりと把握できていませんが、今後また改めてブーストの練習をしてみようと思っています。
…ところで。
今度は別のところが気になりますね。
先ほどの音源でいうと00:12からの部分、初っ端のフレーズが抜けていく部分ですが、どうもリバーブが嫌なんだよなぁ。
調子に乗ってオートメーションをかけまくった【ボリューム/パン/センド/他】
とはいえ部分的にリバーブを切るためだけにトラックを増やしたりするのも面倒だし…
んん。
…これ、オートメーションで何とかならないだろうか。
オートメーションってセンドにもかけられるのかな。調べてみよう。
うわぁ~あるじゃん。普通にあるわ。
っていうか下半分ってエフェクター?…ですよね。よく見るとボーカルトラックに挿しているエフェクター名のようです。もしかしてエフェクター毎にのオートメーションをかけられるのか???
試しにTDR Kotelnikovの内容を見てみると…
これはまごうことなきTDR Kotelnikovのパラメーターじゃないか。
センドレベルはもとより、エフェクター固有のパラメーターにもオートメーションをかけられるんですね!いやぁ~知らなかった!これはマジで便利だ。
…っていうかこの初心者っぷりよ。
何となくふんわりと、「オートメーションは色々な所に使用できる」ぐらいには思っていましたがこんな細かいパラメーターにもかけられるとは。
まだ知らないことがたくさんあるんですね。
DTM、やることがたくさんあって楽しいです。最高の趣味じゃないか。
というわけで、件の箇所のリバーブを切ってしまいましょう。
センド先リバーブ×2のアウトプットを切ってしまえばOKですよね。
・初っ端のサビ部分 リバーブのオートメーション適用
きっちり切れました。そうそう、こういう感じにしたかったんです。
曲のラスト部分のリバーブも気になったので同様に切っておきました。
そしてこの後、調子に乗ってその他さまざまな部分にオートメーションをかけたのです。そりゃあもう、悪いものに取り憑かれたように一心不乱にかけまクリスティしました。
イントロのピアノとストリングスのボリュームとセンドレベルでしょ、いくつかのパートはパンも微調整したし、ボーカルのディレイも部分的に弄った気がしますね。いつものように、短時間で思いつくままに行ったので詳細をご紹介するのは難しそう。
音源を聴いていただいた方が早いですね。
それでは今日の完成音源をどうぞ。
Limiter No6での音圧稼ぎも行ったのでボリュームにお気を付けください。
・アップテンポのオリジナル曲 今日の全体像
今日はこんなところかな。
いつもの通り作業の過程で客観性が失われているので今は判断ができません。
明日改めて聴いて、さらに修正するかどうか考えようかと思います。
それでは!