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最新音源「フリーBGM」より【2024/01/20更新】 01/20更新

防音室の材料をホームセンターで調べてきた

防音室を自作する

三友 スポンジゴム

今日は前回の予告通り、防音室の材料になりそうなものを近所のホームセンターでリサーチして来ました。

なんだか材料を見ながら色々考えるだけでワクワクしますよ。

前回の記事はこちら。

防音について調べてみた【遮音と吸音】

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【後日追記】自作防音室が完成しました!

音量比較

自作防音室の外で歌った場合

自作防音室の中で歌った場合

※自作防音室が設置してある部屋の外に出ると全くと言っていいほど聴こえません。

ホームセンターの材料で防音室が作れるか

わたしはガチのDIY初心者なので、まずはこの部分がはっきりしないと見切り発車はできません。最近テレビでも、ありものや安い素材を使って上手にリフォームをする番組を見ますが、あんなのはとても無理。

そもそも近所のホームセンターにどんな板材があるのかすら知らないんだから。わかるのは飼ってるウサギの餌とビールの売り場ぐらいなもんです。

 

まずは、腰を据えてブラブラしてみましょうかね。

一体どんなものが売ってるのか。そのあたりからチェックです。

遮音材になりそうなもの

まずは遮音材になりそうなものを探してみましょう。

遮音材には固くて重い板が適しているんでしたね。と、いうわけで板コーナーを散策。

各種ベニヤ板やプラダン(プラスチックの段ボールみたいなの)、スタイロフォームっていう密度の濃い発泡スチロールなど、色々な素材がありましたが、残念ながら石膏ボードは取り扱っていないようです。

色んな防音関係のサイトで一番おすすめされてたのになぁ~。残念。

代わりに発見したのがこいつです。

MDF材

*しっかり重いしコスパも良さげ*

その名も「MDFボード」。

Medium Density Fiberboardの略で、日本語では中密度繊維板っていうんだって。簡単に言うと木の繊維をボロボロに解繊したものを、改めて接着剤等で固めて作るファイバーボードの一種です。超厚い紙、っていう認識でいいのかな。

画像は【高さ】1830mm×【幅】915mm×【厚さ】9mmの物。これで1280円です。

他の板材と見比べるとコスパはかなりいい印象。そもそも、MDFボードの密度が高いので、結構ちゃんと重いのよ。しかも丈夫そう。調べてみたらほとんど木と同じように扱っていいんだって。

デメリットとしては、紙と同じ感じの材料なので水に弱いのと、材質の特性上くぎの効果があまりないのと、何度もネジを取り外ししたりするとネジ穴がグズグズになってくるらしい。まぁ水回りには使わないし、ネジや釘を真剣に使う気もないので全然大丈夫そう。

 

これいいなぁ…

 

調べてみたら、9mmよりもっと厚いMDFボードも結構安価な値段で売ってるよ。

 

これいいなぁ…

吸音材になりそうなもの

続いて吸音材になりそうなものを探してみましょう。

プチプチ

*The プチプチ*

出ました。いかにも吸音材になりそうで実は全然ならないと噂のプチプチ。いかにも防音できそうなのにね~…不思議。こういう風に気泡が単発だと防音効果は全然無いらしい。単独気泡っていうんだって。

吸音材のポイントは連続気泡っていうやつで、気泡同士が連続的につながっていて音が反射しながら通り抜けられるっていう構造。身近なものではスポンジやウレタンがこれに当たります。スポンジやウレタンって水を吸うでしょ。気泡が連続的につながってるっていう一つの証拠です。プチプチは吸水性ゼロだよね。気泡(空間)が独立しているから当然です。つまりそういうこと。

俗にいう「防音材」ってやつは連続気泡になっているそうですよ。

と、いうわけで連続気泡っぽいものを探してみましょう。

段ボール画像

*見た目は吸音性ありそうなんだけど…*

出ました。

吸音できそうなもの第二弾。

段ボールについては調べれば調べるほどよくわかりません。気泡部分についてはどうみても単独に見えるのですが、使い方によって一定の吸音性が生まれるようなのです。価格も安いし、どの程度の効果があるのか試してみても面白そうですね。

 

そして今回の目玉はこちら。

三友 スポンジゴム

*密度も重量も申し分ない*

三友 スポンジゴム 価格

*しかもそんなに高くない*

三友産業さんってとこが作ってるスポンジゴムってやつです。

調べてみたら防音効果ありとのこと。

三友産業WEBカタログ

 

色んなサイズがあって、値段も安価なので使いやすそうなんだけど、いかんせん厚みがなぁ~…感覚的には薄くない??正直どの程度の吸音性能なのか全く想像できません。店内で大声出して試してみるわけにいかないしね。

迷う。

とりあえず今回見つけたものの中では一番吸音できそうな感じでした。

 

まぁ今回はウレタンも発見できなかったので、いったん保留ですね。

防音室に隙間を作らないために

とにかく音は隙間から漏れるらしい。

というわけで隙間をふさげるようなものを探しましょう。

隙間テープ

*定番ですね*

ね。まずはこれでしょ。

スキマテープ!!

色んな隙間に簡単に張れそうだし、何かと重宝しそうですね。

こんなのもありました。

エプトシーラー

*エプトシーラーっていうらしい*

スキマテープの仲間みたいなんだけど、特に止水性や密封性が高いんだって。お値段もちょい高めでしたが使えるかも。

つづいてゴムシリーズ!

板ゴム

*結構な重量感です*

さきほどのスポンジゴムと同じノリで、色んなサイズのゴムが売っていました。重いので遮音に適していそうです。部分的に使用してもいいかも。

さらにはゴム製品に関しては切り売りもしていました。

ゴム 切り売り

*普通のゴム*

スポンジゴム 切り売り

*スポンジゴム*

ゴムシート切り売り

*ゴムシート*

幅数センチの帯状の物から、ゴムシートの切り売りまで、上手に使えばかなり便利そうです。

手作り防音室構想

さて、今回ホームセンターで防音室の材料を見ながら色々考えてみました。

遮音材に一番適しているといわれる石膏ボードは、それ単体で壁が作れるわけではなく、ちゃんとした骨組みが必要なんだそうです。木材を切ったりはったりするのはちょっと難しそうですよね…マジで自信ないです。

絶対寸法通りにできないような気が。

なので、MDFボードみたいな板をなんとか簡単に貼り合わせて部屋を作れないかな、なんてことを考えています。

接着剤と最低限のネジで小部屋をつくるでしょー、隙間を真剣に接着剤、コーキング、今日発見した各種スキマ材等を組み合わせて塞ぐでしょー、なんとかして蝶番でドアつけるでしょー、そしたら防音室できるかな。

 

 

…う~ん。我ながら計画がザックリし過ぎてて失敗する気しかしない。

これちゃんと考えないとやべぇな。

 

ちょっと真剣に設計図でも考えてみます。

 

【後日追記】自作防音室が完成しました!

音量比較

自作防音室の外で歌った場合

自作防音室の中で歌った場合

※自作防音室が設置してある部屋の外に出ると全く聴こえません。

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