激安牛肉のステーキ丼
今日は近所のスーパーで100g177円のステーキ用激安牛肉を買ってきました。
388gで686円なり。
これすごく重いよ…すごくボリューミーだよぅ…。
肉自体が安物なのでわたしの料理テクでは美味しく焼けなそうな気がします。
うーむ。
よし、今回はガッツリ系のステーキ丼にしてみよう。
このお肉で二人前作りますよ。
前回の記事はこちら。
スポンサーリンク
ステーキ丼の作り方(レシピ)
早速ステーキ丼を作っていくよ~!
まずは大事な牛肉の下処理です。
牛肉の下処理
牛肉は固い筋を取り除き脂身と赤身に切り分けます。安い牛肉なのでかなり固い筋がありました。そのまま食べるとおそらく歯に挟まって悲しい思いをしたはず。
脂身はこの後使うので捨てないで下さいね。
で、赤みを包丁の背で思う存分叩きます。
今回は小学生の時にわたしのゼリーを横取りしたあいつを思い出して心ゆくまで叩きました。しっかり叩くとお安いお肉でも結構柔らかい仕上がりになります。もちろん肉の歯ごたえがお好きな人は控えめに。
叩いた牛肉にコショウをまんべんなく降って、牛肉の下処理は終了です。塩は焼く直前に振る予定。早めに塩を振ると肉が固くなっちゃうので。コショウは牛肉の臭み取りなので先に振っておきました。
ステーキ丼の材料です。
先ほど切り出した脂身は大体1cmの角切りにしました。ニンニクは二人分で二片を大きめのみじん切りに。それに炒め用のバターを準備しておきます。
ガーリックバターライスを作る
まずは脂身を調理します。
熱したフライパンに脂身を入れていきますよ。
弱火でじっくり炒めて牛脂を出していきます。
5分ほど炒めると牛脂が出て、脂身自体はカリカリに揚がってきますのでこの状態になったら牛脂と脂身を分けてフライパンから取り出しておきましょう。
もちろん出がらしの脂身も捨てないでね!
さて、いよいよガーリックバターライスの調理開始です。先ほどのフライパンには牛の旨みが出ているので洗わずにそのままバターを入れますよ。一片8gのバターを半分の4g入れました。
バターが溶けたらにんにくを入れて香りが出るまで炒めます。
香りが立ったらご飯を入れて、炒まってきたら塩コショウと先ほどのカリカリ脂身を入れてよく混ぜて完成。
丼にもってスタンバっておきましょう。
ごはんが冷めないようにさっさとお肉を焼かなきゃ!
ステーキ用牛肉を焼く
フライパンに先ほど取った牛脂を入れて熱します。
よく暖まったら牛肉を投入!動かすと肉汁が出てしまうため。出来るだけ静かに焼いていきますよ。
↓
写真が下手であまり違いがわかりませんね…。牛肉の厚みに差があるのを考慮せず一気に焼いたので差が出来てしまいましたが、牛肉の表面に水が出てきているのがわかりますでしょうか。このように牛肉に透明感が出て汗をかいて来たらひっくり返す頃合いです。
わたしの経験上だとひっくり返して10~20秒でレア、それ以上だとミディアムって感じの焼き加減になりますよ。この辺はコンロの火加減や肉の厚さでも変わってくるのであくまで参考までに。
今回はひっくり返して15秒焼きました。
肉汁が落ち着くまでいったんアルミホイルに包んで休ませます。
でもよく考えると今回はステーキじゃなくてステーキ丼なのでそのまま切ってご飯に直で乗せたほうが美味しかったかもなぁ。
その間に先ほどのフライパンに残りのバター(4g)と醤油を大さじ2杯入れてあたため、丼のタレを作っておきましょう。
牛肉が落ち着いたら丼に盛り付けてタレを回しかけて完成!
はぁはぁ…匂いが…バターと牛肉と醤油とニンニクの匂いが…はぁはぁ…
…ムキーーーーー!!!
ステーキ丼実食
はぁはぁ…
はぁ…
…
むぐ…
うまーーーーーい!!!!!
こいつは旨い!
しっかり牛肉を叩いたので激安牛肉とは思えぬ柔らかさです。焼き加減は狙った通りレアで、生の部分もしっかり熱されており嫌なクニュクニュ感は全くありません。牛肉とバターの旨みと醤油が絡んだタレは単純な味ですが、ガーリックライスにいい感じに絡んで単純ゆえに強力な旨さ。冷静に肉だけを噛みしめれば激安牛肉らしくそれほどの旨みはないのですが、丼として一体となればさほど気になりません。
めちゃくちゃ旨い。
食べ終わって思ったのですが、かなりボリューミーだったのでいいお肉ではしつこすぎたような気がします。激安牛肉がそもそも正解だったのかもしれません。
この料理、以前知人の家で頂いたものを味を思い出しつつ作ったんですが上手くいってよかった…。大満足です。
これもうおつまみじゃないね 笑 まぁいいか。
ごちそうさまでした。