SONARで歌を録音する【8ビート第二弾】
暑い…自作防音室の中で歌ってたんだけど、
もう、
暑い…。
8ビート第二弾の続きです。前回はSONARで作った8ビートのトラックにギターでコードを付けたところまででした。
・前回の音源
今日はAメロとBメロを作曲していきますよ。
実は自作防音室での初めての録音作業となります。防音室、上手く使えるかな??
前回の記事はこちら。
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SONARのループを使って歌を何テイクも録る
今まではPCの前に座って、SONARの録音ボタンをクリックして、そのまま歌って、録り終わったらSONARの停止ボタンを押してました。あたりまえだけどね 笑。
今度は、SONARの録音ボタンをクリックして、【防音室に入って】、歌って、【防音室を出て】、SONARの停止ボタンを押す、と。こうなるわけ。
防音室の出入りにタイムラグが生じてしまうので今までと同じ感覚では録れません。
そこで、1テイク1テイク確認しながら録るのではなく、SONARのループ機能を使って一気に何テイクも録って、気に入ったベストテイクを使用するっていうやり方で歌を録音してみようと思います。
まずはループ機能の使い方をご紹介しますね。
ループ機能の使い方
ループ機能の設定をしましょう。使い方は簡単です。
SONAR画面上部のループボタンをクリックすると、トラックビューのルーラーにループバーが出てきます。端っこの逆三角をドラッグしてループ範囲を設定するだけ。
今回は曲全体をループする設定にしました。
ループを設定した状態で歌を録音する
それではこの状態でSONARの録音ボタンを押してみます。
おそらく録音が開始されているはずですが、ヘッドフォンは防音室の中なのでこちらからは聞こえません。とりあえず防音室に入ってヘッドフォンをつけてみると、大体曲の真ん中ぐらいでした。
一回曲が終わるまで待って、ループで頭に戻ったら歌いだしますよ。
繰り返す度に頭から歌い、結局6テイク録りました。vocalトラックのクリップが 【Take6】になっているのがわかりますでしょうか。まぁ1テイク目は防音室への移動時間なので、実質5テイクってことですね。
一見Take6しか無いように見えますが、実は1~6までのクリップが重なっている状態です。
今度は録った歌を聴き比べて、どのテイクを使うか決めましょう。
ベストテイクを作成する
まずは先ほどの6テイク(実質5テイク)を聴き比べてみたいですね。
まずオーディオトラックをいくつか追加して、歌のテイクをバラしてみました。ちなみに一番上のAudioトラックはギターです。
各トラックのソロボタンをポチポチ押して個々に聴いてみると…
…
う~ん…
どのテイクにもいい部分と悪い部分が混在していて甲乙つけがたいです。
というわけでいい部分だけをつなぎ合わせて、ベストテイクを「作成」しちゃおうと思います。ちょっとセコい手段だけど、こういう使い方ができるのもDTMの魅力ですね。
クリップを切り出してベストテイクを作る
それぞれのクリップで気に入った部分を切り出していきます。
任意の場所にルーラーをポイントし、【クリップを右クリック→クリップの分割】でクリップを分割することができるので、気に入った部分だけ切り出して新しく作成したオーディオトラックにまとめてみましたよ。
いい所を部分部分で切り出して、つなげました。この状態で個々にノーマライズすると、歌の流れをぶった切って不自然な音量バランスになってしまいそうだったので、クリップを1つにまとめます。
つなげたいクリップをまとめて選択し【右クリック→クリップにバウンス】でOK。
それでは出来上がったメロディ音源をどうぞ。
全然ミックス作業をしていないのでかなり聴きにくいですね…。すいません。
ノリで歌詞も入れてみました。また出来上がった時に掲載しますね。
サビもまだなのでまだ全然変わる可能性がありますが、とりあえずこんな感じで行ってみようと思います。
次回はサビを作ろうかな。
イントロも作ってみたいな。
今日のところはここまでです。