根曲がり竹の焼きタケノコ
今年も根曲がり竹の季節がやってきました。パスタの季節、早くも終了です。
以前このブログにも登場したIchiより、先ほど山で採れたばかりの、まさに「採れたて」の根曲がり竹をいただきました。もちろんIchi自らが採ったものだそう。
サンキューイッチ!
タケノコ汁は後程もちろん作るとして、とりあえず今すぐ楽しみたい!
というわけで、採れたてならではの「焼きタケノコ」にしてみようと思います。
前回の記事はこちら。
→ミートソーススパゲッティをまじめに作ってみる【パスタの季節到来】
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根曲がり竹で焼きタケノコを作る
…っていってもただ焼くだけなんですけどね。
皮に縦に切れ目を入れた上でグリルに放り込んで焼きます。皮に焦げ目がついたら出来上がり。レシピもくそもありません。
焼いている間に皮むき作業でも済ませてしまいましょうかね。今は夜ですが、明日子どもたちが起きてきてからではとても大変です。絶対邪魔するもの。
ちなみに根曲がり竹っていうのはこんなやつ。
わたしが住んでいる長野ではこの時期の定番食材ですが、どうやら全国的にはそれほどメジャーではない、みたいなことを以前テレビで見たような。本当でしょうか。
これ、とっても美味しいタケノコなんですよ。
慣れないうちは皮むきが大変かもしれませんが、自分も含め長野県の人は小さい頃からお手伝いをしているのでお手の物です。ものの10分ほどで終了。
明日のタケノコ汁が楽しみだなぁ…。
…と、この辺りでグリルの様子を覗いてみると、タケノコがいい感じに焼けておりました。
皮むきなど種々の作業と同時進行していたため、実際に何分焼いたのかはわかりません。
様子を見ながら「皮に焦げ目がつくまで」というのが一応の目安なんですが…焼き過ぎたか 笑。でも中は恐らく大丈夫なはず。
非常に美味しそうですね。
根曲がり竹の焼きタケノコ 実食
すこし熱いですが、皮に切れ目を入れた部分から割るように一気に皮をむくと、中から竹の子の身が現れます。
焼き過ぎて少し表面が乾いてしまいましたね。
これ以上乾かないうちに急いで食べましょう。味噌も合いますが、今日は塩でいきたい気分です。
穂先に軽く塩を付けて、いただきまーす。
ポリッ。
…
美味しい。
とても美味しい。
味を一言で表現するならば「タケノコを焼いて塩を付けた味」ということになるわけですが、それじゃあねぇ…もう少し詳しく書いてみましょう。
若干のエグミがありますがそれは決して邪魔ではなく、むしろアクセントになっています。春の苦みという感じでしょうか。ポリッとした食感もとても心地いい。お汁にするのとは違い強い香りが楽しめますね。
つまり、以上のような感想を総合すると、春の苦みがあって、食感もよく、香ばしい香りで…それは…言葉で言うと、え~と…タケノコを…焼いてぇ~…塩をぉ~…付けて食べた……味ぃぃぃ…
…
ということになりますね!
とにかくとても美味しかったと。そういうことです。
春は良いですね。
気持ちもウキウキ。食べ物もおいしい。いろんなことに感謝したくなる季節です。サンキューイッチ!
それでは。ごちそうさまでした。