声を後ろに後ろに引っ張っていく孤独な作業
最近めっきり作曲記事の更新をしていませんが、決してサボっているわけではありません。
実は現在「声のイコライジング」みたいなことをしているのです。
DTMという趣味の性質上、自分の歌は日常的によく聴いているにもかかわらず、未だに好きになれない部分があるんですよね~。ある程度はしょうがないのかな、と諦めていた部分もあったのですが、最近どういうわけか妙にやる気が出てきてしまいました。
やっぱりあかん。
諦めたらあかん。
そんなわけで、ミキシングでいうイコライジング的な感覚で自分の声を録っては聴き、嫌な成分を修正してまた歌い、録り、聴き、また修正し…みたいなことをしているわけ。
かれこれもう一週間ぐらいになるでしょうか。孤独な作業です。
前回の記事はこちら。
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喉の前側に引っかかるような雑味が嫌だ
自分の声が大好き、という人もなかなかいないんじゃないかと思います。
もしいらっしゃればそれはそれでとても素敵なことですけどね。でも滅多にいないんじゃないでしょうか。初めて自分の声を録音して聴いた時のあの気恥ずかしい感覚。でも他の人からすれば「え?これあなたのいつもの声じゃん」っていう。きっとあるあるですよね。
わたしも例によってそれほど自分の声が好きではありません。
そして特に嫌いな部分が、この章のタイトル「喉の前側に引っかかるような雑味」なのです。こいつがかなりの強敵!
これがどんな音なのかは非常に主観的な感覚なので、どうにもうまく説明することができません。言葉通りとしか言いようがないというか…。わたしの歌声は以下のリンクにたくさん掲載していますので、よかったら聞いてみて下さいね。
今までこのブログで作ったオリジナル曲の一覧です。
参考:オリジナル曲一覧
いかがでしょうか。
喉の前側に引っかかったような「モワッ」した成分、わかりますでしょうか。そんな細かいことの前に全体的に下手だ、という話はお見逃しください。
これがねぇ…これでも昔よりはかなり改善されたんですよ。対策はわかっているんです。
それは「声を前に飛ばさない」こと。
わたしは合唱部でも無ければ声楽を学んだわけでもなく、他の事と同様に完全なる独学で歌の練習をしているので、これが正しいことなのかどうかはわかりません。むしろ声って前に飛ばすように教わった気がするんだよなぁ…。ということは一般的には間違いということになるのでしょうが、自分の場合に限っては声を後ろに引っ張ることでこの「モワッと感」が無くなるんですよ。
今までの記事にも何度か同じことを書いてきたと思います。
もう結構頑張ってきたつもりなのですが、未だにその雑味は消えません。
近頃は「もうこれは自分の声の特性だということで諦めよう」ということで話のオチを付けていたわけですが、ここで冒頭に戻るわけです。なぜか再びやる気が出てきてしまったという。
ここ一週間、夜な夜な後ろに引っ張ってます。引っ張り続けてます。
始めにも書きましたが声を録っては聴き、修正し、また歌い、聴き、修正しての繰り返し。引っ張る方向によって結構声質に違いが出るんですよね。やり過ぎるとただ痩せた声になっちゃうし。本当にセルフイコライジングをしているかのような感じです。
挙句の果てに、真剣に引っ張り過ぎて首筋から背中、腰にかけての筋肉が痛いっていう 笑。歌う時に「背中を固める」みたいなわけのわからないことをする人が果たしてわたしの他にいるのでしょうか 笑。明らかに間違っているような気がしますが、もうこうなっちゃったものはしょうがない。
しばらくこの方法で練習してみて、行き詰まったならまた別の方法を探してみようと思っています。
今年も年末には締めの曲を作りたいのですが…間に合うか心配です。
それでは。
珍しく音源の1つもない記事ですいません。