自作防音室の歪みチェック【2022年1月】
先日お伝えした通り、当ブログの再開にあたってあれこれと準備している。
サイト名の変更、デザインのリニューアルなどその作業は多岐にわたるが、手始めに出来ることと言えばコレかな、と。すなわち実に4年ぶり(!)になる防音室の歪みチェックだ。
何をどうチェックしていたのかをハッキリ言って完全に忘れてしまったため、4年前に自分自身で書いた記事をお手本にしながら進めているという体たらく…なんとも情けないじゃないか。
・前回記事:自作防音室の歪みチェック【2018年1月】
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自作防音室扉の歪みチェック【2022年4月】
上図はわたしが作成した自作防音室の外観。また、自作防音室の作り方については以下のページにまとめている。興味のある方はぜひ。
・参考:自作防音室の作り方【簡単】
図を見るとわかるように私の防音室には骨組みというものが無く、外枠を組み合わせることで自立している簡単設計。強度面としては全体的に不安が残るが、特に心配なのが扉だ。
扉だけは蝶番の部分でしか固定されておらず、蝶番のついていない側については歪みが出やすいものと思われる(補修も一度行っている)。というわけで以前はちょくちょくチェックしていたというわけだね。
それでは4年ぶりにいってみよう!かなり時間が経っているだけに心配だが…どうなることやら。
自作防音室扉 縦の歪みチェック
防音室の扉を軽く閉めた状態にして、本体に対して扉のはみ出しが上から下まで均等であるかをチェックする。本体の垂直を利用して縦方向の歪みを測るわけだ。
…な、なんと!
前回とほとんど一緒
じゃないか…!
先に掲載した4年前の記事に書かれている状態とほとんど変わっていない。とはいえ中・下部の計測値は今回、厳密に見ると6mmを若干超えているように見えるので、正確には0コンマ数ミリだけ歪みが増えたということになるが…まぁ誤差よね。
防音室扉 横の歪みチェック
横の歪みは前例に倣い、まさかの目測チェック。え~…その適当な前例を作ったのも紛れも無くわたし自身だということで…コリャどうも…
「ヨシ!」
いや、でもこれ前回のチェックからは4年だが、防音室を作成してからという意味ではおよそ6年が経過している。そしてその間ほとんど劣化していないということになるんだなコレが。
自作のオンボロ防音室ではあるが、簡素なぶん壊れにくいということなのかもしれない。なんだか愛おしく思えてきたぜ。
自作防音室扉チェック結果【2022年1月】
【結論:今回もいつも通り】ということでおめでとうございます。これでまたしばらくチェックすることはないと思うが、実は「何も変わらずいつも通りだ」と書くと語弊があるんだな。
中を見て頂こう。
あったハズの物が無いでしょう。そう、マイクなのよ。
防音室内での本気録音をする機会が減った今、FPSのボイスチャット、テレワークの打ち合わせ等に用いるため、我がデスクに強制連行されてきたのは約1年前のことだ。以来、歌の練習にまつわる録音についてはモバイル端末に頼っている。
音楽の趣味を本格的に再開するなら是非とも防音室にマイクを戻さなければならないが、今の状況を崩すと不便が各所に噴出するのは目に見えている。というわけで、コンデンサマイクをもう一本購入することにした。機種は現段階である程度の目星が付いたので、恐らく次回の記事でご紹介できるものと思う。
お楽しみに。