6月の残りは歌の練習をすることにした【6月歌練習 #1】
それは今年の1月のこと。
ブログを再開するぞ!と意気込んで4つばかり記事をアップした後に突然の沈黙。それから今日まで、気がつけばまたしても半年のブランクを経てしまったのであった。「経てしまったのであった」じゃねぇよ!と一応セルフつっこみを入れておく。
前回の記事が1月29日でしょ。ちょうどその翌日にあたる1月30日に我が人生を揺るがす大事件が起きてしまい、とても音楽やブログどころの騒ぎでは無くなってしまった、というのが本当のところなのである。とはいえ…そろそろ再開しなくてはマジでまた永い眠りにつきかねないじゃないか。ここはどうにか、無理やりネタをひねり出してでも何か音楽に関することを始めなくては(使命感。
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いつもより真剣に歌を練習したい
わたしはここ何年も歌の練習をしている。と言ってもいわゆるボイトレに通ったりするわけではなく、自宅で地味~な試行錯誤を繰り返している日々なのだ。高い声で歌いたい、とか、声量を上げたい、というような具体的な狙いは一切ない。テーマはズバリ「自分本来の声を出すこと」。
歌うことは元来好きだった。
なので若い頃からカラオケなどでは楽しく歌ってきたわけだが、趣味でDTMを始めてからというもの自分の声や歌に向き合う時間が格段に増え、ある時から「わたしは自分の身体に合わない声の出し方をしているのではないか」という疑問がフツフツと湧いてきたのである。
歌い方にどうも無理を感じる。
人としゃべっていてもすぐ声が枯れる。
家族でドライブに出かけ、車内で会話を始めて10分で声が枯れたこともあるぐらいだ(大袈裟な表現ではない)。今まではそれが自分の声なんだろうと諦めていたのだが、DTMを通じて歌と向き合う中で、これはシンプルに言うと「悪い癖が付いている」というだけのことなのでは?という疑いが出てきたのだ。ならば、ぜひとも治したいじゃないか。
癖を治すのは大変よ
いくつかの試行錯誤を経て、どうやらより自分に向いた声の出し方がありそうだというところまではわかった。その出し方で出した声が、つまりわたしの言う「自分本来の声」になるわけだね。なので上手い下手といったレベルの話では無いということだけはぜひご理解いただきたい。もっとプリミティブな問題なのです。
しかしこの「悪い癖」…なにしろ今までウン十年間ずっとその声の出し方をしていたわけだから、頭で考えても簡単に治るものでは無いんだなこれが。「声を出す」ということそのもののイメージから変えていく必要があり、そんなことをもう何年も続けている。その過程は以下のカテゴリからご覧いただけるので、お暇な時にでもぜひ。
ここまでが前段ですな。
「練習」とは言っても自作の防音室で適当に歌っているだけ、というのが実際のところ。ネタをひねり出すついでに良い機会でもあるということで、今月の残り期間を使っていつもより集中して練習を行い、その様子を記録していこうと思う。記事にすることで自分のメモ代わりににもなるしね。一石二鳥だ。
今日の練習
それでは今日の音源をどうぞ。
キーが上下してしまいお聞き苦しいかと思うが…まぁそれはテーマではないということで目をつむっていただきたい。
一応高いところから低いところまで満遍なく歌ったつもりだ。その中で、ある部分は息が抜けているというか…要するにエアリーな箇所と、その逆でソリッドな箇所があったことにお気づきだろうと思う。この両者、好みは別にして圧倒的にソリッドな方が歌いやすい。
「自分本来の声」というテーマに沿うとすれば当然ソリッドな方を狙うべきなのだが…コレがまた難しいんだな。
その音程に合った息の量というのがあるようで、それがピタリと合わないとソリッドにならない。つまりは頑張り過ぎても軽すぎてもダメだということ。ソリッドになった良い状態を感覚としてクセ付けすることが出来そうな気がしているので、目下の狙いはソレである。
余談だが、新しい歌い方を模索し始めてから「歌のテクニック」という点においては完全に下手になった。まぁ新しい歌い方ですから。もちろん熟練度ゼロからのスタートになるわけで、当然と言えば当然ですな。
それでは!また次回。