初心に戻ってミキシングの準備【オーディオ変換とバス構築】
さて、今回のオリジナル曲もいよいよ終盤です。
アレンジを終えて後はミキシングを残すのみ。…っていってもミキシングしながら引き続きサビのアレンジを考えるわけですが。ハモリとかね。何かもう一ひねり加えるともっといい曲になりそうな予感があり、なんとなくワクワクしてるんだよな。
とりあえず、今日はミキシングの前段ということでMIDIクリップのオーディオ変換やバスの構築をしようと思います。
作業中心のつまらないDTMになりますがよかったらお付き合い下さいまし。
前回の記事はこちら。
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MIDIクリップをオーディオクリップに変換する
始めに作成したMIDIクリップをオーディオクリップに変換します。
が、その前に改めてトラック全体を一通り確認してみましょう。
オーディオクリップに変換する前にトラックを整理しておく
今回の全トラックです。
例えばPiano One2トラックは一番始めのメロディ作成に使用したトラックで、現在はもう使用していません。トラックを削除しておいた方がスッキリしますよね。
さらに。
バスドラトラックにあるクリップの様子です。
バスドラ以外にもスネアやタムのノートも混じっちゃってます。
そして。
…
こっちはハイハットトラックですがシンバルも混じっています。
築地市場よりずさんな管理体制。
リアルタイム入力するとどうしてもこうなっちゃうんですよね。それがリアルタイム入力の売りでもあるわけで。途中で一回整理したんだけど、最後には結局混ざり合ってしまった。
こういう混沌を全部きれいにしておきます。
使っていないトラックは削除し、ドラムはパートごとに改めてトラック分けしましたよ。
うむ、すっきりした。
パンニングやエフェクター類を全部初期化しておく
私の場合、ミキシング前に施してあったパンニングやエフェクター類はこの段階でいったんリセットするようにしています。エフェクト込みでオーディオ変換してしまうと、やっぱりこのエフェクト嫌だなって思った時に戻れないでしょ。
SI-Drum Kitも忘れずにリセット。まぁパンニングはそんなに気にしなくてもいいと思うんですけどね。
これで一通りオーディオ変換の準備が出来ました。
SONARの「トラックにバウンス」機能を使って1トラックずつオーディオクリップに変換していきます。
参考:トラックにバウンス
各MIDIクリップのオーディオ変換が完了しました。
併せて元のMIDIクリップやマウントしてあったプラグインシンセも削除しましたよ。ファイル自体はコピペしてあるし、ちょっとでも動作を軽くしたいので。
ミキシング作業の途中でSONARが落ちちゃったら悲しいでしょ。
これで第一段階クリアです。
…あ。
なんてことだ。
ざっと確認してたらマスターのコンプレッサーが生きていたことを発見。完全に忘れていました 笑。
つまり今回オーディオ変換したクリップは全てコンプが効いた状態になっています…ま…いいか。どうせコンプはかけるんだから。
やり直すの面倒だし(本音)。
バスの構築
続いてバスの構築です。
今回は以下のようなバス構成にしようと思います。
ほとんどいつもと一緒ですね。
ベースとボーカル以外はプリマスターでまとめてエフェクトできる設定に。逆にベースとボーカルは目立たせたいので直接マスターにアウトプットします(ボーカルにはオートメーションを設定するのでバスをかませてます)。音が浮きすぎるようならプリマスター経由に変更すればいいかな。この辺はミキシングを進めつつ考えます。
というわけで、各トラックとバスのアウトプットを構成図のような出音順になるように設定しました。
各トラックの一番右端の項目がアウトプットです。ゴチャゴチャしていてややこしい見た目ですが構成図を見ながら設定すれば簡単。
しかしバスの使い方ってこれで合っているのかな…。
いつもどことなく不安になるんですよね。こういう不安ってきっと独学あるあるなんじゃないだろうか。DTMに限らず独学で何かを進めるときに必ず付きまとう不安感。
かといって誰かに習うつもりもないんだけど。
まぁいいや。以上、ミキシングの準備終わり!
最後にいつもの儀式をば…。
設定をすべてリセットしてフェーダーもちゃんと一番下にするという律儀ぶり。いいぞ。今日もかなりすっきりしたぞ。
次回よりミキシング作業に入ります。
それでは。