ブリの照り焼き【タレの黄金比も!】
今日はブリの照り焼きをご紹介します。
もうずいぶん前にテレビで作り方を見て以来、ちょくちょく作っているレシピです。
ポイントは「タレの黄金比」と「焼きの途中で脂を拭く」こと。
それでは早速作っていきましょう。
前回の記事はこちら。
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ブリの照り焼きを作る
土曜日か日曜日の夕方に放送していた、江角マキコが出演していた料理番組ってご存知ですか?
…と、今ググってみると「笑顔がごちそう ウチゴハン」という番組名でした。
そうそう、確かにそんな名前だった!懐かしいなぁ…。とにかくその番組で紹介されていたレシピです。が、覚えてから年数を経て自分の中で変わってしまった部分もあるかもしれません。
ご了承くださいまし。
ブリの切り身の下ごしらえ
今日使うブリはこれです。
このパックだけ妙に安かったので、しめた!とばかりに買ってきたものです。見ての通り薄い 笑。火の通し方が難しそうですね。
で、この切り身に軽く塩を振って10分ほど置いておきます。
↓
少し水が出てきたのがわかりますか…ってこれ全然変わりませんね 笑。塩が少なかったんだろうか。
それでも若干水っぽくなっているようなので、一応キッチンペーパーでふき取っておきます。
いつもはもっと水分が出てくるんですけどね~。たぶん塩が少なかったんだと思うんだな。
何がしたかったかというと、塩を振って置いておくと臭みを含んだ水分が出てきます。これを料理前にふき取っておくことで魚の臭みが抜けるんですよ。このテクニックはブリ以外のお魚にも使えてとても便利なんです。
水分をしっかり拭き取ったら、小麦粉を満遍なく、そして薄くまぶしておきましょう。
下ごしらえはこれで終了。
…あ、この小麦粉も結構ポイントかも。
小麦粉を振ると色・食感・風味・タレの絡み具合など全てが良くなります。ぜひお試しください。
ブリの照り焼きのタレ【黄金比 5:5:2】
たしか5:5:2だったと思うんだよなぁ…。
他の部分は記憶違いがあるかもしれませんが、ここだけは合ってると信じたい。
ブリの照り焼きのたれの黄金比は【みりん5:酒5:醤油2】です!
ま、いつもこれで作っていて美味しく出来上がるのでそれで十分という話もある。
塩を振って待っている間にでも用意しておきましょう。
ブリの照り焼き 調理開始!
準備が出来たので調理開始です。
まず、油を敷いたフライパンでブリを皮目から焼いていきます。
「皮目から」っつってもねぇ…こういう感じになってしまうわけですよ。しかも今回のブリは薄いので、いつにも増して面倒な作業。
バランスを見てしっかりホールドしつつ皮目を焼く。せっかく小麦粉もつけているしね。やっぱり皮ってパリッと焼けていた方が美味しいじゃないですか。
しばらくこのまま焼いて皮に火が通ったら、まず片面をしっかりと焼きます。
出来れば小麦粉がしっかり色づくほど焼きたいんだけど、なにぶん薄いので焼き加減が難しいなぁ。
火を通し過ぎると固くなってしまうので頃合いを見てひっくり返します。
…が、ここでもう一つポイント!
ひっくり返す前にここまでの調理でフライパンに溜まっている脂を全てきれいにふき取っておきましょう。
画像を取り忘れてしまって、ひっくり返してから恰好だけ撮ってみました。茶番です。
この段階でフライパンに出ちゃってる脂って生臭いんですって。なので一度きれいにふき取って置くわけです。わたしも実際にこの脂を舐めたことはありませんが、確かに仕上がりが全然違うのできっと正しい行為なんだと思います。
で、ふき取ったら火を弱めてタレを一気に投入!
照り焼きの匂いって本当に食欲を誘いますよね。
後はタレをブリに回しかけながらいい感じになるまで煮詰めていくだけ。
↓
煮詰まったタレに照りが出てきました。味見をしてみると、丁度いい頃合いです。ブリの薄さから考えるともう十分に火も通っているはずなので、完成にしたいと思います。
いやぁ~美味しそう。色も香りもいいですね!
お腹空いた!
ブリの照り焼き 実食!
今回は実食画像を取り忘れてしまいました。
いつも結構楽しみにして気合入れて撮るのに…くそう。
気を取り直して、いただきます!
…
…む?
むむむ???!!!
……固~~~~い(泣
なんということでしょう。ブリが薄いことは重々承知していたはずなのに火を通し過ぎてしまった模様。なんという愚か者。ザ・フール。
しかも普通に生臭いぃぃぃぃ…やっぱり塩が少なかったんや…だから臭い水、十分に出せへんかったんや。あかん。これはあかんでぇぇぇ!
というわけで今回は久々に失敗です!
しかも見た目は普通なので、面白くもなんともないガチの失敗 笑。
敗因は先ほど書いた通りですが、塩が少なく臭みをしっかり出せなかったことと、ブリの焼き加減を誤ってシーチキンのようなパサパサ食感になってしまったこと。
とはいえ、そこはテレビで見た黄金比のタレ。味付けだけは美味しいっていうのがまたねぇ。微妙な気分…。固い身でしたが味付けが良かったお陰で普通に完食しました。
もし作られる方がいらっしゃいましたら同じ轍を踏まぬよう。
「塩梅と焼き加減」にご注意あれ。
ごちそうさまでした。