EQはSSLチャンネルストリップで。リバーブはREmatrix Soloで。
お盆が終わり、せっせと働いてくれたであろうナスときゅうりの馬を処分し、本日からわたしの仕事も通常営業と相成りました。
するとどうだろう。
随分と涼しくなったじゃないか。
恐らく一時的な天候なのだろうとは思いますが、定説の通りお盆が終わって涼しくなりましたね。ありがたや…ありがたや…。
また明日から元に戻ってしまってもいい。一日だけでもこんな日を過ごせたことがとても嬉しい。わたしはそれほどまでに暑さが苦手なのである。
もちろん欲を言えばあんな暑さはもう、金輪際ごめんです。
しかし、ニュースでは「9月上旬に再び猛暑のピークが訪れる」とかなんとかふざけたことをぬかしてやがるでしょ。ならば心の準備だけはしておかなくては、いざそうなった時のダメージがもう凄いので。
少なくとも今日は、窓から入り込む風に、いずれ来る秋の予感を楽しむとしましょう。
それでは、DTMを始めます。
前回の記事はこちら。
→こういう曲にはBT Compressorが大活躍しそうだぜ
スポンサーリンク
リバーブやイコライジングでさらに音作り
セミの季節も徐々に終わりに向かい始めています。
・セミの曲 進捗音源
どうせ今だけの涼しさだろう、とは先に書いた通りですが、それでももうすぐ完成させたいところですね。
SSL E Channelを使ってイコライジング
イコライジングはいつもの通りSSL E Channel を使って行いました。
本来ならダイナミクスもSSL E Channel のコンプで完結できればいいのですが、どうにもわたしには、SSL E Channelのコンプが持つ癖を上手に扱えないのです。
参考:こういう曲にはBT Compressorが大活躍しそうだぜ
そんなわけで今回のコンプはBT Compressorに一任し、SSL E Channelはイコライジング用途のみに使用しました。
EQのポイントは以下の通り。
・常に曲全体を聴きながら、音質が変わらないギリギリを狙って、ハイパスフィルターを使用して低音域をカット。
・目立たせたいパートは高音域に抜け感を追加。
・中音域は被りやすいが、パートによっては美味しい部分でもあるので、その役割によって丁寧に調整。
こんなところでしょうか。
偉そうに「以下の通り」なんて書くほどのことでもありませんね。
SSL E Channel のコンプについては、そのうちしっかりと練習しておきたいと思っています。
Pro Channelの「REmatrix Solo」を使ってみる
続いては懸案のリバーブ。
こういった調子の曲なら恐らくリバーブが肝になるんじゃないだろうか…と、なんとなく意識していたのです。
検討した結果、今までスルーしていたProChannelの「REmatrix Solo」っていうプラグインを使用してみることにしました。
マスターにはREMatrix Soloプリセット「Big Dark Plate」を全体に薄っすらとかけて。
各パートの細かい調整は、用意したセンドアンドリターン用のバスにプリセット「Big Warm Large」を設定し、そちらで行いました。
それではここまでの音源をどうぞ。
セミの曲 今日の全体像
いつもの通りノリで作業を進めていますので、今こうして聴き直してみるといくつか粗を感じます。
サイドのストリングスを少々細くし過ぎてしまったような。センドアンドリターンの影響で、サビのバランスの再考も必要そうです。さらに、サビ終わりのフェードアウトがとても不自然に聴こえる。
次回はその辺りを修正しつつ、最後まで作ってしまおうと思っています。
お楽しみに!