SONAR X1 LEのデータをSONAR Professionalで読み込むとどうなるのか
今回からオリジナル曲「桜色」のリミックス作業を開始します。
何から手を付けていけばいきましょうかね。ずいぶん前の曲だし…何しろSONAR X1 LEを使って作った曲だし…
…む。
そもそもSONAR Professionalで普通にファイルを読み込めるのだろうか。
前回の記事はこちら。
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やっぱり普通には読み込めなかった
今更ながら拡張子を確かめてみると、SONAR X1 LE、SONAR Professionalともcwpでした。
当然ですよね。互換性が無い方がおかしいんだから。
というわけでSONAR X1 LEで作成したオリジナル曲「桜色」のファイルを普通にSONAR Professionalで開いてみると…
VSTプラグインの読み込みエラー
いきなりエラーが。
えぇ…めんどくせぇ…と思いながら渋々読んでみると、どうやら桜色に使用しているVSTプラグインの読み込みエラーのようです。なるほど。これはどうやら32bitであるSONAR X1 LEと64bitであるSONAR ProfessionalとではVSTプラグインの読込先が違うために起こるエラーですね。
エラー対象になっているVSTプラグインの64bit版を探して、64bitのVSTプラグインフォルダにぶち込めば済む問題なんですが…。
ま、使わないからこのままでいいか。
新しいプラグインでリミックスをすることも一つの趣旨なので、古いものは使いません。今後使いたくなったらその時に対応することにします。
というわけで、無視して「OK」。
すると。
う~ん面倒くさい。次は何なの。
オーディオデバイスの変更…あぁ。オーディオデバイスをYamaha UW500からFocusrite Scarlett Solo Studio g2に変えたから見つからないよ、と言っているのだろうか。そうだろうとも。だって変えたんだからね。
出音に不具合があればその時対応しましょう。
理由は判ったので「OK」。
これでやっとファイルを開くことが出来ました。
もちろん通常通り再生も出来ましたが、先ほど読み込みエラーになったプラグインはカッコ書きになっており使用することができませんでした。
今回の場合はこれで何の問題もありませんが、プラグインも全てそのまま使用したい、という場合は対応が必要そうです。
標準イコライザーの違いによる注意
さらに、コンソールビューではイコライザーが不思議なことになっていたんです。
何故かプロチャンネルのイコライザーにカーブが設定されています。SONAR X1 LEにはプロチャンネル無いはずなのに。
これはおそらくSONAR X1 LEの各コンソールに装備されていたSonitusイコライザーの設定をそのまま引き継いだということなんでしょうね。
実際、Prochannelのイコライザーをオンにしてみたら以下のようなアテンションがポップアップしました。
↓
ですって。
しつこいようですが今回はリミックス。この時の設定を活かすつもりなど毛頭ないので、全部破棄してしてやりました。
同様にして各トラックに設定されていた全ての設定(エフェクター・ボリューム・パン・センドなど)をきれいさっぱりリセット!
ああスッキリした。
SONAR X1 LEで作ったcwpファイルをSONAR Professionalで読み込むにあたって気になったのはこのぐらいです。
あとは通常通りに使用することができましたよ。
まぁ、わかっていればどれも大したことのない問題だと思います。
ドラムとベースのリミックス
さぁ本題に入りましょう。
とりあえず現状のトラックを確認してみましょうか。
何やらたくさんありますが、よくよく見てみるとギター・ボーカル・ドラム・ベースの4パートだけみたい(トラック15はハモリのメロディをメモったトラックでした)。
となると、MIDIパートはドラムとベースだけか。せっかくなので新しいシンセを使いたいですよね。
まずは現在の音源を聴いてみましょう。
・オリジナル曲「桜色」 イントロのドラムとベース
すっごくシンプルですね 笑。きっと色々考えてこうしたんだと思うんだけど、もうその時の気持ちを覚えていません。
ドラムはAddictive Drums2に、ベースはSI-Bass Guitarに変更したいんだけど、これって単純にコピペすればいけるんでしょうか。
やってみるか。
・ドラムはAddictive Drums2にベースはSI-Bass Guitarにそれぞれコピペ
イケてな~い。
ベースはイケてるけどドラムがイケてな~い。ハイハットがばっちりシンバルになってるぅぅ。
そればかりか全体的にベロシティが小さくて迫力が無いですね。これはシンセ毎の特性によるものでしょう。いずれにしても修正する必要がありますね。
仕方がないのでパートの整合性が取れるように、またベロシティが適切になるようにそれぞれ調整してみました。
音源をどうぞ。
・ドラムはAddictive Drums2にベースはSI-Bass Guitarに移植完了(曲全体)
ベースは「Clean Picked」っていう音色にしてみました。
なかなか印象の強い音なので、他の音と合わせてみてハマらないようならかえるかもしれません。
というわけで今日はここまで!
東京フレンドパーク感丸出しの音源で終了したいと思います。
次回はどうしようかなぁ。
とりあえず他のパートを合わせてみるか。
それでは!