オリジナル曲の作り方
オリジナル曲(歌モノ)の作り方を一覧にまとめました。
作曲手順は以下の通り。
1.メロディ作成
2.コード進行作成
3.ドラムパートの作成
4.ベースパートの作成
5.ギターパートの作成
6.ミキシング
以上6ステップです。
実際はもちろんコードが先でもいいし、リズム(ドラム)から出来上がってもいいし、とにかく何でもいいんです。「オリジナル曲の作り方」というくくりでご説明する際に、どうしても便宜的に順序が必要なのでこういう順番にしました。
まぁ難易度的にはこれが一番簡単なんじゃないかなとも思っていますが、あくまで一例としてご覧ください。
スポンサーリンク
オリジナル曲の作り方 目次
オリジナル曲の作り方
それでは、これから実際にオリジナル曲の作り方を解説します。
各ステップごとに簡単な説明と、より詳細に解説した記事へのリンクを貼っていきますね。
このシリーズさえ読んでいただければオリジナル曲が作れる!…ハズ。とにかく出来るだけわかりやすく書いたつもりなのでぜひ読んでみて下さい。
1.メロディ作成
まずはメロディの作成です。
メロディは歌モノの中でも一番大事な部分。作曲していてもとても楽しいパートです。詳細ページでは、メロディ作曲の際に気を付けるべき以下の4ポイントについて解説しています。
【ポイント1】ボーカリストの音域は必ず録音して確認する
【ポイント2】メロディの合間にブレスを入れる部分を作る
【ポイント3】曲の構成を意識してメロディを作る
【ポイント4】歌いやすいメロディと歌いやすい歌詞(母音)を知る
また、メロディを作る時は実際に口ずさみながら作りましょう。歌モノであればもちろん歌うことが前提となるメロディなので、譜面上で作曲するより自然なメロディが出来ますよ。
詳細ページ:オリジナル曲のメロディ(旋律)の作り方
2.コード進行作成
次に、先ほど作ったメロディにコードを付けていきます。
手順としては、まず作成したメロディのキーを確認。そのキーに合わせてMIDIキーボードを移調(トランスポーズ)して、キーボード上のドレミとメロディのドレミを合わせておきましょう。これだけでかなりコードが弾きやすくなります。
※生ピアノのような移調できない楽器を使用している場合は、メロディのキーの方を一時的にCメジャー(Aマイナー)に移調しておきましょう。
詳細ページでは、Cメジャーコードのフォームを鍵盤上でずらしていくことで簡単に弾ける「基本の三和音(C・Dm・Em・F・G・Am・Bm♭5)」を使ってコード進行の骨組みを作り、その骨組みを基にアレンジを加えていく、という方法をご紹介しています。簡単でオススメです。
詳細ページ:オリジナル曲のコード進行の作り方【オリジナル曲のキーを確認する】
詳細ページ:オリジナル曲のコード進行の作り方2【実際にコード進行を作る】
3.ドラムパートの作成
続いてドラムパートの作成です。
ドラムは【バスドラ・スネア・ハイハット】の主要3パートでリズムの基礎を作り、タムとハイハットでアクセントを付けていきます。
詳細ページでは、歌モノでは最も基本的なリズム「8ビート」を使用したドラムパートの作り方をご紹介しています。まず曲全体に8ビートをコピペ。その後、曲に合わせて微調整をしていく、という方法です。
実際に、基本の8ビートをちゃんと使えるようになると、そこにアレンジを加えていくことでかなり色々な曲に対応できるようになりますよ。
詳細ページ:オリジナル曲のドラムパートの作り方1【ドラムってどんな楽器?】
詳細ページ:オリジナル曲のドラムパートの作り方2【実際にドラムパートを作る】
4.ベースパートの作成
ベースの役割を一言でいうと「低音で曲の基盤(ベース)を作る」こと。コードのルート音を弾いてコード感の基礎を作り、バスドラやスネアと協力してリズムの基礎も作ります。
実際にベースラインを作る際はコードのルート音を弾くだけでなく、ルート音をあえて外すことで曲にニュアンスを付けることも可能。
また、ベースラインによって曲のリズム感もかなり変わってくるので、ベースラインを作る際はバスドラを意識して作成すると上手く出来ますよ。
詳細ページ:オリジナル曲のベースラインの作り方
5.ギターパートの作成
バンドサウンドでは必須となるギターパートの作り方です。
詳細ページでは、
・ストローク(ブラッシング)
・アルペジオ
・ソロ&リフ
の3パターンに分けて、作曲の際に気を付けるべきポイントを解説しました。
詳細ページ:オリジナル曲のギターパートの作り方
6.ミキシング
最後の項「ミキシング」です。
ミキシングっていうのは簡単にいうと「各パートの音をきれいに混ぜてCDっぽい音源にする」っていう作業。
各パートの音質をきれいにして(イコライザ)、音量のバラつきを揃えて(コンプレッサー)、音が出る場所を調節して(パン)、残響を加えて(リバーブ・ディレイ)、最後にバランスをみながらきれいに混ぜ合わせる(ミックスダウン)。
他人に気持ちよく聞いてもらう上で大切なのはもちろん、作った曲を1つの作品として完成させるっていう意味でも大事な作業です。
詳しいミキシング方法はこちらのページをご覧ください。
参考:ミキシングの手順とコツ
以下の詳細ページではミキシングの概要を音源とともにご紹介しています。
詳細ページ:オリジナル曲のミキシング
オリジナル曲の作り方は以上です。
少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。